【完全RP】神の子に捧ぐ狂詩曲【R18】 †
概要 †
2024/01/07:wiki作成
2024/01/14:開始時期アンケート締切変更、ダミー&村建て狼チップ決定
2024/02/01:開始時期決定&参加CO開始
2024/03/23:チップセットにValhalla/stand-aloneを追加、この村の目的に若干追記、聴覚を捧げた者を補助するタブレットの設定を変更
2024/03/29:生活補助ツールの項目を設置、種類増加
導入 †
貧しく疲弊したある宗教国家に、ある日、神の子が生まれた。
神の子とは、五体満足ではあるが一切の感覚を持たない赤子。
目も見えず、音も聞こえず、触れられてもわからず、味も匂いも感じず、熱いも冷たいもわからず、平衡感覚さえなく、痛みすら感じない。
神の子は、人々から感覚を捧げられ完全な感覚を得られれば
いずれ地の神となって人々を救ってくれると言われている。
ゆえに神官たちは神の子を神の宮へ迎え入れ、国中に触れを出した。
神の子へ1つ感覚を捧げれば、多額の報奨金が得られると。
やがて集った志願者たちは、感覚を1人1つずつ神の子へと捧げた。
神の子は持っていなかった全ての感覚を得て、地の神となる日を待ち始めた。
志願者たちもまた神の宮に居室を与えられ、神の子の従者として暮らし始めた。
それから数ヶ月経ったある日──
ある神官が疑問に思った。
「人工的に全ての感覚を喪わせた者は、神の子に──ひいては地の神になれるのか?」
そんな実験が許されようはずもない。
だが“偶然”そうなったら?
その神官は誘いかける。神の子の従者たちへ。
「喪った感覚を取り戻したくはないか。周りの者から奪うための道具を与えよう。
もしまた感覚が完全な状態に戻れたら、神の宮を去って元の暮らしに戻してあげよう」
彼らが神の宮を去ることなど、絶対に許されないにも関わらず。
この村の目的 †
1人1感覚喪った者たちによる感覚争奪バトルロワイヤル
……と見せかけて、強奪しなくとも、自分の意思で譲渡することもできます。
五感や痛覚など、さまざまな感覚を失ったPCの現状を描くことと、交流に挑む村です。
意思疎通が困難な場合もあるでしょうが、それも含めて挑戦を楽しみましょう。
開始時点で、PCたちへはひとり1つずつ、神官から奇跡の力が込められたペンダントが渡されます。
そのペンダントを握り締めて祈りを捧げると、
自分の感覚をひとつ他者へと譲り渡すことができます。
PCたちは全員、それと同じものを以前神の子に対して使ったことがあります。
- 一度使うとペンダントに込められた奇跡の力は失われ、元に戻りません。
- ペンダントは他の人に譲り渡すことができます。
- 追記:つまり、誰かに感覚を譲渡済の人へペンダントを渡すことで、追加で感覚を譲渡させられる可能性があります。
また導入では神官の思惑が描かれていますが、
感覚を取り戻す方向で動くか、完全な感覚喪失を目指すかは各PLにお任せします。
- 「神の子=感覚が完全に存在しない子」は民の常識のため、自分も神の子になれるかもとPCが夢見ても構いません。
- ただし、自然に生まれる神の子は一度に一人だけと言われています。
- またPCは神官に「感覚を取り戻せたら元の暮らしに戻れる」と言われていますが、実際は戻れません。
- このことは事前に察知はできません。
- 神官の言動を疑うことは可能ですが、確証は誰にも無い状態です。
その他細かい点:
- 喪った感覚は誰かから得ない限りは永久喪失の状態で、元に戻りません。
- 感覚喪失が直接命に関わることはありません。
- またPCの自害や殺害は、プロローグ・進行中はご遠慮ください。(エピローグ入り後は可)
- バトルロールを行う場合はダイスバトルとなります。20面ダイスを使用してください。(後述)
世界観 †
この国は貧しく荒んだ世界にいくつかある国のひとつ。
古くから宗教で支えられ、文明が成熟し機械類が発達した今も信仰は続いている。
この国の人々は、神が天に去ってしまったため地上に苦しみがあると考え、
天の神を信仰しながら、天の神の子が生まれ地の神となるのを待ち望んでいる。
魔法は無いが、文明の利器と、信仰による奇跡の力はある。
奇跡の力は天の神が信仰心豊かな者たちに分け与えてくれたものであり、
傷の痛みや病の苦しみを和らげたり、治癒を速めたりできる。
神の子が地の神になれば、地上が天国のように豊かになり、世界中が救われると人々は信じている。
天の神、地の神、神の子とは †
天の神とは神話上の神であり、この世界を創りたもうた創造神である。
天の神は地上に生まれる赤子の中から一人を選んで試練を課すという。
何十年かに一度生まれる『全ての感覚の無い赤子』がそれであると人々は解釈し、神話に沿って神の子と呼ぶ。
神話では、神の子が完全な存在となると、地の神となって世界を祝福するという。
しかし神話上で生まれた地の神は、やがて天に去った。
その後、天の神は何度も神の子を選んだが、続く地の神は一度も現れていない。
人間たちの暮らしは次第に疲弊していき、世の中は苦しみに溢れ、
今や国どころか世界が滅ぶのを待つしかないような状況にある。
PCたちについて †
PCたちは「神の子へ1つ感覚を捧げれば、多額の報奨金が得られる」という告知を見て集った志願者たちである。
告知が出されたのは国民向けで、採用も国民が優先されるが、国外の者が滑り込む隙もあっただろう。
なかには報奨金目当ての人に強引に送り出された人もいるかもしれない。
この報奨金があれば、2〜3人程度の家族なら残りの一生を働かずともなんとか暮らしていけるだろう。
(贅沢して暮らそうと思えば年数は短くなる)
重い病の治療も優先して受けられるだろうし、ハイレベルな教育も受けられるだろう。
ただし志願者本人は、神の宮に入った後にその報奨金を使うことは叶わない。
いつか出られることを祈って取っておくか、あるいは大切な人や組織のために遺すか、になる。
志願者の年齢・性別は問われず、身分や職業なども関係しない。
重要なのは、志願時点で欠けた感覚が無いこと。
そして神の子へ感覚を捧げた後、元の生活に戻れず、ずっと神の宮で暮らすことに同意するかどうかだ。
「神の宮」について †
神の宮は古くからある歴史的な建造物で、石造りの広い宮廷だ。
普段は神官たちが暮らす修道院のような場所であり、神の子がいないときは常に神の子を迎えるために整えられている。
神官は老若男女さまざま。
現代の文明からすると非常に古くさく、文明の利器もあまり揃えられておらず、娯楽も乏しい。
だがセキュリティは最先端のものを使用しており、扉の鍵は網膜認証で開閉していたり、監視カメラが存在したりする。
建物は常に神官たちによって清掃されて清潔であり、食生活は質素だが飢える心配はない。
感覚喪失に伴って自力での生活が困難になった者たちへは、補助ツールが支給される。(詳細は後述)
PCたち従者一同が立ち入れるエリアは以下の通り。
- 中庭:そう広くはないが美しい庭園で、季節に応じて花が咲く。廊下に四方を囲まれている。
- 廊下:中庭を囲む廊下。屋根はあるが、中庭側の壁は存在しない開放された空間。居住区や食堂に繋がっているほか、神官たちの出入り用の扉もある。
- 居住区:従者たちの居住区。石造りの個室が人数分用意された区画で、廊下からのみ入れる。
- 食堂:従者たちが利用できる食堂。調理場はなく、料理は神官たちが運んでくるもののみ。水飲み場はあり、飲み水は自由に飲めて安全。
- 共同浴場:個室のシャワーブースと、共用の湯船がある。
喪失できる感覚について †
喪える感覚と、喪ったらどうなるかのロールの指針は以下のような感じです。
(都合よくフィクション化されています)
これ以上考えられることがあれば、ロールに付加しても構いません。
- 視覚:何も見えなくなる。光すら感じられず視界が真っ暗闇。目を閉じてるのか開けてるのかさえ認識困難になる。
- 聴覚:音が一切聞こえなくなる。骨伝導式でも聴こえない。音が認識できなくなる。
- 触覚:表皮と鼻・口の中の触覚がなくなる。何か肌や舌などに触れてもわからない。喉より奥や耳の奥などの体内感覚は正常。
- 味覚:味がわからない。どんな味も全て感知できず、旨味系もわからなくなる。
- 嗅覚:匂いがわからない。付随して食べ物の美味しさが分かりづらくなるだろう。
- 痛覚:表皮も体内も含めて全身の痛みが無くなる。怪我にも、痛みを伴う病気にも気付けない。
- 温度感覚:体に触れたものや自分の体温などの熱さ・冷たさがわからない。突然火傷したり、体を冷やしすぎたりするかもしれない。(病気の発熱は体温以外の症状で気付くだろう)
- 平衡感覚:バランスが保てず立ち上がれない。常時目眩の状態。人の手助けがないと移動が困難。
生活補助ツールについて †
感覚喪失者たちへは失った感覚を補う生活補助ツールが支給される。
生活補助ツールの内容は以下の通り。
- 視覚喪失:白杖と片耳イヤホンが支給される。白杖で触れたものの材質や、進行方向にあるものは、白杖の所定のボタンを押せば音声ガイドがあり、本人にのみイヤホンから聞こえる。道案内機能はないためエリア内の構造は自力で覚える必要がある。
- 聴覚喪失:タブレットが支給され、周囲の人と筆記や文字入力でのやり取りが可能。自動で読み上げる。そのほか、周りの人の言葉が文字で表示される機能があり、声紋登録がしてあれば誰の声かも登録名が表示される。ただし同時に複数が話していると表示しきれず、精度もあまり高くない。コミュニケーション補助以外の用途では使用できない。
- 痛覚喪失:負傷や病気に気付きにくいため、毎日朝晩、自室に備えつけられたタブレットの音声ガイドにより全身のチェックを行う。結果は神官の元へ自動送信される。
- 温度感覚:毎日朝晩、体温測定が義務づけられる。結果は神官の元へ自動送信される。
- 平衡感覚:電動車椅子が支給される。片手で簡単に操作でき、多少の段差は越えられるが、中庭への出入りは他者の手助けが必要。
役職構成 †
進行について †
2日目に村建てNPC(狼)処刑でエピローグ入りの予定です。
発言規定 †
- 通常発言:ロールは基本的にこちらへ。
- 赤窓:会話のアクセント、暴力描写など。
- 秘話:他の人に聞こえないぐらいの囁き声、人目につかないようこっそり行った行動など、アクセント程度にご利用ください。
- 秘話籠もりはご遠慮ください。
- 村建て人への質問は匿名メモでどうぞ。
- 独り言:ロール、PL発言などご自由にお使いください。
- メモ:設定貼り付け・事務連絡用。
PL発言について †
- PL発言は秘話、独り言、メモのみ可能です。
- PL発言であることが一見してわかる表示(/* */など)をつけてご利用ください。
- メモでのPL発言は必要最低限に留めてください。
ダイスバトルについて †
- 暴力に暴力で抵抗したいなど、PC間で争う場合は、ダイスバトルで行います。
- アクションを起こす側、受ける側ともにロールに[[1d20]](※ログでは[]は半角)を含め、数値が大きいほうが優位となるよう展開させてください。
- 暴力沙汰のほか、言論などで使用しても構いません。
- ダイスを含んだ発言は赤ログをご利用ください。(不正懸念をなくすため)
注意事項 †
- R18は表現の自由のための設定であり、年齢制限のかかる描写を行うかどうかは任意です。
- PL年齢は18歳以上の方でお願いいたします。(高校生不可)
- PC年齢に制限はありません。
- 年齢制限のある描写を行う際のPC年齢については、各参加者でご判断ください。
- 村・卓などの掛け持ちは非推奨です。この村に割く時間を充分確保してご参加ください。
禁止行為 †
- 舞台や世界観、物語の前提を破壊する行為
- 他PLのNGを意図的に強要する行為
- 未申告のNGを踏まれてしまった、初めてNGと気付いた、などの場合はメモ等でご相談の上で解決してください。
- 見るだけでNGなものがある方のご参加
- 参加後に見てて辛いログに気付いてしまった場合は、フィルタをご活用ください。
- 村建て人のX(旧青鳥)で、現在進行形でブロックされている方・している方のご参加(いざというとき連絡がとれないため)
日程 †
- 8月23日(金)村建て予定
- プロローグ 8月24日(土)8時〜
- 1日目 8月27日(火)8時〜
- 2日目 8月30日(金)8時〜
- エピローグ 9月2日(月)8時〜5日(木)8時
開始時期アンケート(終了済) †
「8月下旬(お盆後村建て)」に決定しました!
投票結果:
8月上旬(お盆前エピ入り) | 1 |
8月中旬(お盆前後) | 0 |
8月下旬(お盆後村建て) | 2 |
9月上旬 | 0 |
9月中旬 | 0 |
9月下旬 | 0 |
参加募集 †
- 参加CO受け付け中です。
- 記名COでお願いいたします。
- 記入方法がわからない方は村建て人が代筆します。コメント欄にご記入いただくか、青鳥DMまでお知らせください。
チップ予約(まだです) †
- 予約は村建て日の2ヶ月前、6月24日(月)8時から開始します。
- こちらも記入方法がわからない方は村建て人が代筆します。コメント欄にご記入いただくか、X(青鳥)DMまでお知らせください。
- メトロポリスセットまたはValhalla/stand-aloneセットよりお選びください。
- 極端に人外っぽいチップや、そのような差分は使用をご遠慮ください。
- 不可チップの例:探索者ミスティ、装甲コザック、空洞ラグーン、天の川ソーダ
- 不可差分の例:雪白無漏グラス、翡翠有漏アブサンの赤差分
| チップ名称 |
a | |
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c | |
d | |
e | |
f | |
g | |
h | |
神官(村建て狼) | バビロンセットより 黄の印 ミルド |
ダミー | バビロンセットより 蒼の竜 イノセント(門番を予定) |
喪失感覚予約表 †
- チップ予約と同時に書き込み可能です。
- 未定の場合は村建て時までに埋めてください(重複回避のため)
- 既に埋めたあとに変更したい場合はコメント欄等でご相談ください
初期喪失感覚 | チップ名称 |
視覚 | |
聴覚 | |
触覚 | |
味覚 | |
嗅覚 | |
痛覚 | |
温度感覚 | |
平衡感覚 | |
Q&A †
コメント †
- 申し訳ありませんが、都合により参加を取り下げます。よき村になりますように。 -- 元no5?
- 承知しました。また同村の機会がありましたらよろしくお願いします! -- 村建て?