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【Cathedral】クリスティ
王都大図書館の司書。
大図書館に勤める司書の中に限ると古株の部類。
仕事を気に入っており、毎日王都の隣町から乗合馬車で通う。
王都に引っ越すつもりはないようだ。
爽やか、細やか、慎ましやか、
三拍子揃った、町でも評判の淑女。
とにかく本が好きでジャンルは絞らず雑食。
自宅書斎は、少しだから、少しだけ、と
買い足し続けた本が床から天井まで並んでいる。
引っ越しを躊躇う要因の一つである。
本ごと引っ越す為に便利な魔倣があれば欲しい。
以前は自分の町で司書をしていたが、
大図書館側から声をかけて貰い異動した。
‐
Aさん
芸術家を志し絵画の勉強に勤しむ男子学生。
町学校の緩い気風に困惑しつつ
本人は真面目にこつこつ勉強している。
自分の操縦の仕方を知っていて、
目標に向け着実に進んで行ける努力家。
真面目スタイルとは裏腹にファッションは派手。
(奇抜ではない)
魔術が存在していた時代を生きたという先祖が
力と地位のある魔術師だったらしく、
代々受け継いできた大きな蔵には、
魔術に関する貴重な本の数々が収められている。
定期的に手入れし大事に保管しているが
量が多く正直管理に困っており、
いっそ売って学費の足しにしたい。
‐
Bさん
“価値ある”古い物を集める蒐集家。
各地に出向いて収集活動を行っているため
あらゆる地域の特色や、方言にも詳しく、
遠征を繰り返せる体力も具えている。
おっとりしていながらも常に冷静さを保つ、
頼れる成人女性。唯一の弱点は睡魔に弱いこと。
大河の河口にある村で生まれ育ったが、
移動利便性を理由に下流域の村へ引っ越した。
河口の村より図書館が小さいこと以外には満足している。
貴重な魔術文献を個人で管理する家が
村から比較的近い洞窟付近の町にあると聞き
早速買い取り交渉をしに行ったが、
まだ色好い返事は貰えていない。
‐
Cさん
大衆演劇の女性演出家。
常設劇場で公演を行う劇団に、演技指導をしている。
より良い劇を、より心に響く表現をと突き詰めるストイックさが評価されている、その界隈での有名人。
演出に魔倣を導入してはどうかと考え町の商人に魔倣具の手配を依頼したらしい。
責任感が強く、こうと決めたら投げ出さない。
施設が少ない砂漠での娯楽を担う責任を感じていて、
休日でも日々脚本に目を通し考え事をしている。
その甲斐もあってか劇場の客入りは良く、観光施設としての評判も良い。つまり忙しい。
砂漠には、好きで住んでいるが、体が気候に合わない。
‐
Dさん
村で治安維持に努める自警団見習い。
元気いっぱい好奇心旺盛な年頃の男の子。
人を後押しする力があり自警団の士気向上に貢献している。
体術の腕前は、見習いの中でも随一と自負。
早く正式な団員になりたい。
対人対応より獣害対応の方が気楽とは、本人の談。
この世界では珍しい、本をあまり読まない人。
読書は嫌いでないが読書より楽しいことは沢山ある、と思っている。
暇になると村の近くの森へ行き、寛いでいる。
勉強も自宅ではなく森の中で行うようだ。
成績は良い。
最近、使えたら何となくカッコいいを理由に
魔倣を習得したいと親に相談している。
‐
Eさん
洞窟の鉱石採掘場警備に就いている駐屯兵。
王都から派遣されているベテラン男性兵士で、
規律を重んじ、違反・違法は見過ごせない。
平均よりやや小柄な体格の持ち主だが、
ガタイがいい採掘作業者達にも怯むことなく
面と向かって堂々と注意や促しを行う。
派遣されてきたばかりの頃こそ、鉱物盗掘者や立ち入り禁止区画に侵入する作業者等
あちこちで問題が持ち上がったが、今ではすっかり平穏で退屈な日々。
しかし有事がなくても自主訓練は怠らない。
武術に加え、最近修めた初歩的な魔倣も
基礎訓練書を読み返しながら腕を磨いている。
‐
Fさん
洞窟の鉱石採掘場警備に就いている駐屯兵。
王都所属で採掘場に派遣された兵士の一人。
熟練の雰囲気を纏う男性だが、まだ若輩の部類。
自分が信じる正義を貫く芯の強さと、
忠言に耳を傾ける柔軟さを併せ持つ。
兵士を自分の天職と思っている。
魔倣の扱いに長け、新しい魔倣が世に出る度に習得する程の知識と実力を、既に備えている。
しかし武器を手に戦う方が肌に合っていると本人は語る。
王都で生まれ育ち余所の地域をあまり知らない。
余裕がある時には本を読み、採掘場の歴史や地域一帯の地理を頭に叩き込もうと、日々努力している。
‐
Gさん
王都の郵便配達員。
朗らかな笑顔を振りまく、面倒見のいい青年。
王都から各地域の郵便集配所まで郵便物を運搬する部署に所属している。
道中、荷馬車を狙う盗賊や獣から身と荷を守る為戦うこともたまにあり、
一般人ながら訓練兵より実戦経験がある強者。
免許を取得したものの肝心の魔倣具を買うお金がなく、
今はひたすら働いて貯金しながら関連書籍を借り、イメトレに励んでいる。
大河下流域の村集配所で勤務する女の子に好意を寄せているらしい。
その村に運搬する日は鼻歌を歌いながら王都の門を出て行くので、行き先は門番にもすぐバレる。
‐
Hさん
世界に40人存在する、気球の操縦士。
風を愛し空を愛し大地を愛する陽気な青年。
気球を飛ばすことが許されている月は毎日のように空へ出て、
観測の仕事や交通手段としての運用、観光客のツアー等、
フル稼働で休みも少ない忙しい毎日を送っている働き者。
気球を飛ばせない月に入ると河口の村にある自宅に帰り、
暫くは本を読みだらだらして休息をとるが、半月もすると家を飛び出し洞窟付近の町に行く。
そこで鉱石採掘作業に混ざり金を稼いで、気球解禁月が来ると湖の傍の町に戻りまた空へ出る。
手先の器用さを活かし魔倣具用鉱石・宝石の加工も始めた。
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Iさん
湖の傍にある町で、観光ガイドとして勤める青年。
初対面の相手とも気さくに話し、
一定の距離は保ちつつも親しみを感じさせる。
故郷でもある町の魅力に自信を持っており、
仕事の勉強として王都に行くことはあるが
基本的には町から出たがらない。
いつか良い人が現れ二人でこの町で暮らせたら……
あるわけない、けどもしかしたら……
という期待と諦めがミルフィーユのように重なった思いを抱える、恋は一途系男子。
また、仕事関係の情報収集には常に熱心で、
自宅書斎には古い物から最新の物まで
観光情報誌が沢山詰め込まれている。
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Jさん
製品開発者の女性。
王都で魔倣具の研究・開発に携わり、
現在も改良を進めている。
アイディアを書き留め関係者に提案するが、
「予算がない」と却下されることもしばしば。
その度に気晴らしに行く食事処では
既に顔を覚えられている程の常連。
魔術及び魔倣に対して執着と畏敬の念を持ち、
それ故に『魔倣』という呼び方自体が気に食わない。
もっとセンスのある名を付け直せ、と思っている。
王政からの研究開発資金援助があるとはいえ
自費負担も重く、しかし酒代は削りたくないので
最近は世界中から出資者を募ろうと考えている。
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Kさん
王都で一番賑わう食事処の看板娘。
愛嬌があり分別もあり機転も利く。
懐っこくころころと声を転がし話す美女。
全年齢層にファンがいて、男子達の初恋泥棒。
商売上手で客を乗せるのがやたらと上手く、
彼女が料理を勧めれば多くの客が注文する。
王宮に勤めるのが幼い頃からの夢で、
住み込み職の募集がいつ始まってもいいように
スキルや教養を磨き準備万端で待っている。
特に料理が好きなわけではないのだが
料理本を眺めるのは好きで、よく買う。
スイーツの本が最近のお気に入り。
店の厨房を借りて実際にレシピを試すことも。
‐
Lさん
王都の隣町で書店を営む男性。
仕入れも店番も全てを一人でこなす。
知識欲が旺盛で常に新たな知識を求めている。
客がいない時は店先で本を読み漁り、
客が来ている時も本を手放さない。
特にミステリー小説を読みながら推理を始めると、寝食も忘れる。
魔術は何故廃れたのか
残り続けている魔術との違いは、
一体どこにあったのか等
謎の多い魔術関連や歴史への関心が
ここ最近強くなっているようだ。
各地域の図書館所蔵資料も含め
世に出回るどんな本を読んでも
疑問は一向に解決しないままなので、
王宮内の資料を閲覧したがっている。
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