村名 『ルサルカの森 ―月に寄せる歌―』 †
STORY †
『ルサルカの森 ―月に寄せる歌―』
湖底が見えるほど透明な湖は、陽の光に照らされると、その美しい青緑色をキラキラと反射させる。
底に沈んだ倒木は、石灰質の粒子によって、真っ白な樹氷を呈した姿に変わっている。その青と白のコントラストは、見る者を幻想に誘う。
この湖には、昔からの言い伝えがあった。
透明な湖の周辺には、ルサルカと呼ばれる水の女神が住んでいる、と。
透き通るような肌の――それは美しい妙齢の女性の姿をしていると言われている。
そして、月明かりの晩には、その歌声を聴くことが出来る。
そんな神秘的な言い伝え―――
* * *
ベネットはオカルトサークルの代表を務めていた。
元々は、大学の数名で始めたサークルが発端だったが、インターネットを通じて、年齢 幅は高校生〜社会人まで、さまざまな人がそこに集った。
そして、例の湖の噂を見つけた。
有志を募って、ルサルカの神秘を求めて出かける事になったのだった。
* * *
伝承には、もうひとつ。“彼女”にまつわる話があった。
ルサルカに魅了されると命を落とす―――
水の世界に引き込まれた者は、現し世には戻れない。
そして、その伝承の通りに。
ルサルカに誘われたベネットは、湖付近で見たのを最後に、消息を絶った。
それは果たして“彼女”のまやかしか、それとも―――
世界観 †
参加者は、ベネット主催のオカルトサークルのメンバーです。年齢は高校生〜社会人。
他の大学、ネットでしか会話した事のないメンバー等、お互いの素顔を知らない者同士がその場に集まります。
湖付近は、雄大な森が広がる観光名所で、メンバーはコテージを借りて数日を過ごします。
狼役は、オカルトに対する負の感情を持っています。
湖にやって来た時、何かに取り憑かれてしまったのかもしれません。
それを表には出しませんが、サークルを壊そうと企んだのは、彼ら。
ベネットの死は、ルサルカの幻想によって曖昧に処理されますが、実際は“誰かに殺されています”
狂気に満たされた時、あなたはその真実に気付くのだろうか―――
- ネットサークルのオフ会という感じです。中には個人的に知り合いだったという場合もあるかもしれません。
- ベネットと同じ大学という設定のメンバーは「少数」でお願いします。2名程度。
- キャラクター達は、霊的な存在を信じている事が前提です。
- ルサルカ役としてヨーランダが見物人で入ります。
- 見物人は「表舞台」の設定なので、進行中はずっと姿を見る事が出来ます。
- ベネット(ダミー)の死は、最初ルサルカの仕業として処理されてしまいます。
- 狂気レベルが低い内は人の手による犯行ということに気付けません。
- 襲撃による死体の描写について、物語の前半はルサルカの犯行と見せかけるため、ヨーランダによるキリング描写になります。
- 生き残っているメンバーの半数が、狂気レベル2を越えた時点で、ヨーランダによるキリングはストップとなります。
- 以降は発狂したキャラクターの誰かが死体の状況を描写することが出来ます。
TMMIルール †
TMMI:http://nnno.nobody.jp/tmmi/index.html
参加者は上記ルールを熟読してください。
TMMI練習村:http://jinro.jksy.org/~nanakorobi/sow.cgi?vid=99&cmd=vinfo
※大まかな進行の流れを掴むため、白ログでの中身発言による質問を許可しています。
こちらを参考にしてみてください。
- 基本知識
- 狂気レベル1
- 「占い師」の存在を信じる。「占い師」という単語を使っても良い。
- 村人を処刑すべきだと思い始める。「処刑/吊り」という単語を使っても良い
- 狂気レベル2
- 「霊能者」「守護者」の存在を信じる。それらの単語を使ってもよい
- 狂気レベル3
- 「狂人」の存在を信じる。
- 「真」「CO」「確定○○」「ローラー」という単語を使って良い。
- ▼●■等の記号を使用しても良い。
- 「>>○」という発言アンカーを使用しても良い。
- 狂気レベル4
- 最初に狂気レベル4に達した者は「恐怖の主体」が何者であるか決定。
- 他のキャラクターもそれ以後「恐怖の主体」を確定名称で呼ぶ事が出来る。
- 通常発言でキャラクターではなく、中の人(プレイヤー)として発言出来る。
- オリジナルのルール
- 発狂に費やす発言ポイント
狂気レベル1=100pt
狂気レベル2=150pt
狂気レベル3=200pt
狂気レベル4=250pt
狂気レベル5=300pt
狂気レベル6=350pt
- 偏執
このキャラクターは1人の人間に多くの感情を抱いています。
1人のキャラクターに対し、複数の縁故を設定出来ます。矛盾した感情でも問題ありません。
- 狂気レベル5以上
通常では狂気レベルは4までですが、狂気レベルを5以上にする事が出来ます。
狂気レベル5 「最初に5になった者は禁忌の存在(妖魔)の名称決定」
狂気レベル6 「この村が我々の描いた物語であり、虚構である事をキャラクターは知る」
※妖魔の設定が無い場合は、何も起こりません。
- 死体の描写
夜が明け、自分が「縁故を与えていた」人物が「恐怖の主体」の襲撃によって死亡し、あなたのキャラクターが【発狂】した場合「発狂RP」の中で「縁故を与えていた」キャラクターの死体の様子を描写する事が出来ます。
※ただし、生き残っている人物の半数がレベル2を超えない限り、ヨーランダによる描写が続きます。
- 恐怖の主体CO
「狂人」「狂信者「恐怖の主体」、その他全てのロールは1人も狂気レベル4に達したキャラクターが居なければ自分の正体を明かす事が出来ます。
(「恐怖の主体」自身でないならば、COした者の思い込みかも知れませんが)
注意事項 †
- 白ログでの記号の制限について
描写のための[ ]と、退席を表す**と、場所を示すための「―(ダッシュ)」の使用は可能です。
ト書きの中、またはキャラクターのセリフの中で、他者の発言を引用するための「 」や、間を表すための「――」の使用は可能です。
基本的に、【人狼用語として使える記号はレベル3になってから】と覚えましょう。
※「☆」「♪」「♥(ハート)」「←(矢印)」「顔文字」等、感情を表すような記号は使わないでください。
【 】の代わりに、他の記号で強調する推理発言は禁止とします。
- 赤ログ・青ログ・秘話・灰ログの制限について
- 赤ログ:RPあり
主体はこの土地に居た「何らかの存在に取り憑かれてしまっています」。
赤でもRPをすると、後ほど見返した時に雰囲気があって良いかもしれません。
現行のレベルによる記号や言葉の制限を受けません。
- 青ログ:RPあり。中の人発言あり。
死んでしまった人物は「霊」となって彷徨います。悪霊に感化されて、生前の人格と変化しても構いません。
生前のレベルによる記号や言葉の制限を受けません。推理を行ってもかまいません。
- 秘話:RPあり。レベルによっては中の人発言あり。
現行のレベルによる記号や言葉の制限を受けます。白ログと同様の規制がかかります。
- 灰ログ:RPなし
中身の発言を許可します。
発言前に /* を記述することで区別できます。RP交えた独白を灰ログを使って行うのももちろんOKです。
- actの使い方について
レベルによっては、中身発言不可です。推理に多用するのも避けてください。
誰かに話しかける場合は、白ログ内で行うようにしてください。
秘話に対する返事をactでやらないようにしてください。
進行 †
- プロローグ
サークルのメンバー達が、予約していたコテージへと集まります。人数が多いため、コテージは4つ予約してあります。
ベネットは先に来て、霊現象を突き止めるための準備をしているかもしれません。
- 1日目
ルサルカの声が森に響きます。(村建て発言にて行います)
「悪しき者がここに紛れ込んでいる。力を持ってる人は、真相に気付けるはず――」
それぞれのキャラクターはこの時点で、自分の役職について把握します。
- 2日目
ベネットはルサルカに誘われて、森の奥へと消えたまま行方が分からなくなります。
ルサルカ(ヨーランダ)による、ベネット殺害の描写があります。
「私じゃない、私の所為じゃない…。まだ終わらない。血を欲する悪しき存在をここから追い出して――」
というルサルカの声が再び響きます。(村建て発言にて行います)
※狼(主体)はルサルカの伝承―湖で亡くなった若い女性の霊が、人を殺す―を利用して「殺人」を行っています。
そのため、ルサルカが悪者のように描かれる場合がありますが、狂気レベルが上がれば真実に気付くことが出来ます。
- 3日目
村建て側からのルサルカの声はありません。
最初に襲撃された人物は、見物人のヨーランダによって殺害されます。
死体は見つける事が可能です。
吊られた人物の扱いについては、村建て側である程度指南します。
(この森で、夜独りになるというのは無謀なことだった。この辺りには野犬が群れをなしており、運が悪ければそれらの餌食となってしまうだろう…という感じで…まだ考え中です)
- エピローグ
生存者はそれぞれのロールを書いて終了となります。
- 悪しき存在はいなくなり、やがて平穏が戻るでしょう。失った代償は大きいのかもしれませんが。
- 悪しき者を散らすことができませんでした。意識を乗っ取られてしまった者は、次なる獲物を求めるのだろうか。
レギュレーション †
※事前に参加者が決められています。
村名 | ルサルカの森 ―月に寄せる歌― |
村建て人 | iceTEA |
開催国 | 人狼議事陰謀州 |
種別 | TMMI |
更新間隔 | 48h |
投票方法 | 無記名 |
発言制限 | 1200pt |
キャラセット | 人狼議事(ベネット) |
募集人数 | 16名 |
編成 | 未定 |
更新時刻 | 00時 |
開催時期 | 6月15日 |
役職希望 | 有効 |
Chips †
- コテージ内には調理セットが用意されています。
- 季節は初夏。湖周辺には、涼やかな風が流れています。
- ルサルカとは、スラブ神話の水の女神。歌劇のストーリーは人魚姫に似ています。
- 「月に寄せる歌」は歌劇ルサルカより。
Q&A †
随時加筆します
- レーティングはどうするの?
【R-18】とします。TMMIなので、ある程度のグロさは覚悟してください。
性的描写についても、制限しません。秘話で何してもいいよ!表でやってもいいけど←
- 時間軸ってどうなるの?
2日進行ですが、現実の時間と同様とします。
- どこまで推理の材料に使っていいの?
場にあるもの全てが推理材料です。縁故の変化、喉の残量からの推測全てが推理材料です。
- メモってどこまで書いていいの?
- 【発言時間帯】
- 【他のプレイヤーへの発言時間帯や日時の問い合わせ】
- 【不在日時】
- 【何等かの告知】
- 【在席/離席の通達】
- 【告知に対しての質問/了承】
この6つのみに限って許可されています。
コメント †