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洋墨と躍れ、心の随に(仮)

 
  歴史とは、記録である。
  未来とは、過去を参照して紡がれるものである。
 
  先人達は文の明かりで世界を照らした。
  故に、世界を書き換えるものがあるとしたならば。
  それもまた、文であるに違いない。
 
 
  紙片を心に。
  洋墨を血潮に。
  溢れる文字を骨肉に。

  我ら、世界を記せし者なれば。
  汝、世界を侵す者なれば。
 
  この言の刃と言弾は、きみの心を砕くだろう。
 
 
 
 
 
── Side Deadcord ──
 
 
  ──嗚呼。
 
  紙片の心を。
  洋墨の血潮を。
  溢れる文字の骨肉を。
 
  闇に焚かれた我らの想い、決して理解できるまい。
 
  この言の刃と言弾は、我が灰燼の叫びなり。
 
 

News!!

wiki建てました。
調整後、CO解禁致します。

更新履歴

2018/01/21:wiki立ち上げ

概要

村名洋墨と躍れ、心の随に
主催者namba
開催国未定
種別完全RP村
更新間隔48h(展開により終盤任意)
投票方法無記名
発言制限未定(多めのものを選択予定)
キャラセット未定
募集人数ダミー込み13名まで
編成ダ+狼3その他人数に応じて
更新時刻02:00 or 08:00
開催時期10月以降
役職希望あり
閲覧制限R-15

あらすじ

 文明研究所ジェフティ図書部門・霊科学研究チームによる記述
 
    あらゆる事象を記録する事で、人類は世界を保全する。
  
    歴史、伝承、科学、論理、概念、思想、虚構。
  
    古今東西、書は遍く人の認知の足跡を記録してきた。
    綴るという事は不可視の事象に輪郭を与える行為であり、
    我々が世界を広く見通せるのは偉大なる文筆家達の功績である。
  
  
    ときに、きみは霊子の記録を信じるだろうか。
  
    人の魂は死して霊界へと迎え入れられる。
    霊界はその魂の記憶を読み取る事で、過去を保全するという。
  
    霊界には、世界で記述された全ての書の記録があるらしい。
    世界は過去を参照する時、この霊子記憶領域へと接続する。
    霊界が保持する過去と、世界に存在する現実。
    このふたつが掛け合わさり、その演算結果が未来となる。
  
  
    さて、この記憶領域の中には“参照されざる”ものが存在する。
    かつて確かに世界に存在しながら、
    未来に反映するべからずとして抹消されていった歴史の闇。
  
    “デッドコード”と呼ばれる存在である。
  
  
    私達、霊科学研究チームは霊界より過去の文筆家を呼び出す事に成功した。
  
    皆、信じていた。
    これで、私達はより深く文明を知る事ができる──と。  
    
    “デッドコード”が呼び醒まされる、その時までは。
  

村の目的

文筆家や書物をモチーフにバトルRPをする村です。

陣営設定

狼陣営

デッドコード(1〜2名:首無騎士)
とある研究員によって呼び醒まされた書の怨念。
焚書、弾圧などを経て、現存はおろか存在すらも現在には残されていない。
自らを葬り去った世界に復讐すべく、『洋墨』を蒐集している。
 
性質上、架空の存在になるかと思われますが、元ネタがあっても可。
他PCの根底を大きく覆しかねない設定にはご注意下さい。
 
デッドコードを呼び醒ました研究員(1名:人狼)
元ジェフティの霊科学研究チーム所属。
デッドコードを覚醒させた後、研究所から行方を晦ませている。
なお、デッドコード以外にも霊を1柱呼び出していた事が確認されているが、
この霊はプロローグ前の段階でデッドコードに消滅させられたものとする。
 
素の状態では霊と戦うための戦闘手段がありません。
デッドコードないしそれに準ずるものを自らに憑依させるなどして頂いて構いません。
 
研究員により呼び出された霊(2〜3名:囁狂人)
消滅した霊の体より採取した『紙片』と『洋墨』を触媒に召喚された霊。
 
『洋墨』の力により改竄され、本来と一部異なる性質を宿している場合もあります。
 

村陣営

デッドコード討伐隊・人間(0〜2名)
研究所からデッドコード討伐の任を受けた人間。
研究所所属あるいは外部に依頼された専門家のどちらでも可。
 
デッドコード討伐隊・霊(2〜8名)
上記討伐部隊の人間によって呼び出された霊。
 
野良霊(0〜6名)
デッドコード側の研究員が民間にばら撒いた触媒によって呼び出された霊。
 

キャラクター設定のガイドライン

霊の分類は以下の3種です。
 

【共通設定】
本霊は霊界ないし霊子記憶領域に存在し、
その力の一部を切り離して現世に降ろしています。
 
現世で消滅した場合、本霊にダメージが発生します。
ただし、完全消滅さえしなければ本霊への帰還は可能です。
 
デッドコードに関しては本霊そのものが現世に染み出してきています。
このため、消滅はすなわち霊子記憶領域からの完全な喪失となります。
具体的には、デッドコードが存在した過去さえもが本当に“なかった事”になります。
 
具現型
触媒:憑依型霊の『紙片』と『洋墨』(デッドコードは不要)
該当PC:デッドコード、召喚霊(囁狂人)、野良霊
 
1. 著作そのものが思念を持って具現化したもの
2. 著作内の代表的な概念・人物などが具現化したもの
 
デッドコードは 1. に当たります。
囁狂人や野良霊はどちらのケースでも適応可。
 
 
「解釈」を通して具現します。
このため、異なる「解釈」を通すとステータスの異なる別個体となります。
広く行き渡った「定説」ほどステータスは安定します。
ただし、「異説」が必ずしも弱いという訳ではありません。
 
具現時に触媒となる『紙片』は消滅し、『洋墨』の霊子が本体となります。
このため、霊子化する事で空間を自由に移動する事ができます。
霊子化中は多くの攻撃を回避できますが、こちらから攻撃する事もできません。
 
現世で消滅した場合、その「解釈」が消滅します。
霊子領域へ帰還する際は、現世で得た「解釈」の可能性を持ち帰ります。
 
消滅時、デッドコードは灰を、その他の霊は『洋墨』を残します。
この『洋墨』は具現時に本体となった触媒の墨ではなく、霊本人を流れる『洋墨』です。
 
憑依型
触媒:書

該当PC:デッドコード討伐隊・霊
 
霊科学チームが確立した降霊の術式に則って降りてくる。
本霊の核の一部を分けて降ろされた分霊のようなもの。
その人物が著した、あるいはその人物について書かれたものが媒介となる。
 
 
現世に本人由来の触媒があり、分霊として降りているため能力が高くなります。
触媒によって多少得意分野が異なるかもしれませんが、
性格やステータスが大きく変わる事はありません。
 
降霊後は触媒となった書に本霊から分かたれた核を宿すため、霊子化はできません。
核への攻撃は致命傷となるでしょう。
 
現世で消滅した場合、本霊の核の一部が失われます。
知名度、影響力、あるいは触媒となった著書そのものの存在が失われる可能性があります。
現世から本霊へ帰還する際は、活動記録と共に新たに獲得した能力や知識、感性を持ち帰ります。
 
消滅時、『紙片』と『洋墨』を残します。
 
召喚型
触媒:憑依型霊の『紙片』と『洋墨』
 
現世から届いた願いや求めに応じて本霊が遣わした力の切れ端のようなもの。
憑依型と同じく分霊のようなものだが、本霊から切り離された力の一部程度に過ぎない。
性格や性質は本霊を模すが、召喚者のイメージや召喚時の文言に左右される。
 
 
召喚時の願いや求めに応じて性質や能力が変化します。
憑依型に比べて能力は低いですが、可変ステータスのため特化型に優れます。
 
具現型と同じく、『洋墨』の霊子を本体とするため霊子化が可能です。
 
現世で消滅しても大きな影響はなく、じきに本霊の力は回復します。
本霊へ帰還する際は、現世で獲得した信仰を持ち帰ります。
 
消滅時、具現型と同じく『洋墨』を残します。
 
 
本来ならば召喚者の願いを叶えて本霊へ帰るはずですが、
デッドコード側が『紙片』に何らかの細工を加えたため、
消滅する以外で本霊に帰る手段が妨げられています。
 
『洋墨』とは
PCの体内を流れる血潮です。
霊子記憶領域に物事を記述するための洋墨としての性質を持っています。
これらを集めて世界を書き換える事がデッドコードの目的であり、
『洋墨』を採取できる霊を呼び寄せるために触媒をばら撒いています。
 
『洋墨』は洋墨壺や万年筆の形を模した呪具によって集められます。
基本的には霊子の塊なので、もしかすると別の使い道があるかもしれません。
 
【能力設定】
PCは自らの書き残した概念や言葉そのものを具現化する事で戦います。
文章以外に式や図、絵画、楽譜なども使用する事ができます。
その効力は物質の具現からフィールドの具現まで様々です。
 
著書に登場する創作物を具現化する事も可能です。
自らが創造したものであれば、具現型の低級霊を使い魔のようにも扱えるでしょう。
 
紙上に何かを著した者、紙上に生涯や活躍を記された者であれば、
文筆家でなくともPCとして設定可能です。
ただし、この村において万能なのはあくまで「言葉を操る者」です。
 
【武器設定】
自らを構成する霊子の一部に形を与え、【言の刃】【言弾】と呼ばれる武器を作成できます。
自らの霊子を削って作るため、1PCあたり原則1種類とします。
2種類目以降を作成する場合はステータスないしは別の能力と引き換えとします。
 
弓矢や銃弾などの消耗品に関してはノーカウントとします。
弓矢本体、銃本体を1種類として数えて下さい。
 
【属性】
PCには以下の2軸の属性が存在し、それぞれ相剋します。
 
ロゴス(論理) ⇔ ミュトス(物語)
リアル(現実) ⇔ イデア(理想)
 
基本的にはPCの元ネタとなる人物や書籍の性質を反映されますが、
改竄された囁狂人は本来の属性と反対の属性となる事もあり得ます。
 
フレーバーテキストですので、無理のない範囲でRPに反映して下さい。
 

吊り襲撃設定および指針

基本的には、吊り襲撃はバトル結果と連動する事が好ましいですが、
PL視点で後々の展開が面白くなりそうな人をなるべく残すようにして下さい。
場合によっては寡黙吊りも推奨します。

発言規定(中身発言)

相談雑談
表ログ不可不可
メモ不可
赤ログ推奨不可
墓ログ推奨

禁止事項

推奨事項

禁止・推奨事項は気付けば追加します。

進行

プロローグ

舞台は西洋。
いつからか文明研究所ジェフティを中心とした研究都市として発展し、
“本の街”と呼ばれるようになった穏やかな丘陵地帯。
  
降霊実験の事故でデッドコードが呼び醒まされ、
研究員と共に行方を晦ましてから数日。
街ではこんな噂が囁かれるようになっていた。
 
何でも願いを叶えてくれる『紙片』と『洋墨』を配る者がいる、──と。
 
 
デッドコード達は人々に『紙片』と『洋墨』を撒き、召喚霊狩りを開始する。
 
異変を察知した研究所はデッドコード討伐隊を街へと放った。 
デッドコードを再び現世から葬るべく。
 

一日目以降

街を舞台に各陣営の接触が始まります。

墓下

消滅後もしばらくは残留思念として現世の様子を窺い知る事ができるでしょう。
 
人間PCは致命傷を負っても本編中には死亡しません。
研究所に収容され、幽体離脱のような状態で村の顛末を見守って下さい。

エピローグ

デッドコードが本懐を遂げるのか、討伐隊がそれを阻止するのか。
結末次第で消滅した霊や戦線から離脱した人間PCの行く末も変化する事でしょう。

参加募集(未解禁)

コメント



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