チップと設定 †
【Cathedral】ピーター
砂漠の中にある町出身の、著名な交易商人。
外見、声、共に中性的で、たまに男性と間違えられることもある成人女性。
交易の中心地である町で育ったため目利きは得意。
交渉にも長け、人懐っこく、同時に思慮深い、天性の商人。
現在は王都に住み、王政主導の新たな交易ルート開拓事業に参加している。
故郷にいる家族とはもう数年は会っていない。
王都に来てから触れるようになった魔倣を
何とか新たな商売に出来ないかと模索中。
関連書籍を買い集め、図書館に通い、
研究者及び魔倣具開発者との接触機会も窺っている。
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【Cathedral】クリスティ
王都大図書館の司書。
大図書館に勤める司書の中に限ると古株の部類。
仕事を気に入っており、毎日王都の隣町から相乗り馬車で通う。
王都に引っ越すつもりはないようだ。
爽やか、細やか、慎ましやか、
三拍子揃った、町でも評判の淑女。
とにかく本が好きでジャンルは絞らず雑食。
自宅書斎は、少しだから、少しだけ、と
買い足し続けた本が床から天井まで並んでいる。
引っ越しを躊躇う要因の一つである。
本ごと引っ越す為に便利な魔倣があれば欲しい。
以前は自分の町で司書をしていたが、
大図書館側から声をかけて貰い異動した。
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【Cathedral】エルシャ
多くのファンを抱える、湖の町の女性小説家。
執筆が早く2か月に1冊は本を出す。
最大手の出版社から声をかけられ引き抜き目前といったところだが、
本人としては長年世話になった今の出版社で
書き続けたい気持ちも持っており、揺れている様子。
主に日常系作品を手掛けているが、
本当はファンタジーものを書いてみたい。
ファンタジーを書くにあたり、
遠い昔に失われた魔術の知識を仕入れたいと
暇を見付けては町の図書館に足繁く通い、調べ、
とうとう魔倣習得にも興味を示し始めた。
町の傍の湖で、こっそり練習をしているらしい。
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【Cathedral】アサガオ
オアシスで水の管理を行う、守り人の女性。
子供の頃から先代の補佐をしていた。
町の生命線である水を守る為、幅広い人脈、あり余る行動力、
齧る程度ながら習得している体術を駆使し、日夜励んでいる。
人とのお喋りが好きで、立ち話を始めると時間も忘れる。
仕事の合間を縫って町の常設劇場に通い詰めており、
彼女以上に多く訪れた客は世界中探してもいない程。
観劇した作品のパンフレットを必ず購入していて
書斎にずらりと並べ、眺めて楽しむようだ。
故郷に生涯住み続けるつもりだが、一方で、
世界各地の色彩豊かな景色にも思いを馳せている。
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【Cathedral】オルネア
森の近くにある村で教壇に立つ女性。
礼儀正しく、微笑みを絶やさない、生徒達の憧れの存在。
教師不足のため殆どの教科を一人で教えている。
一人ひとりに丁寧な指導を行うと評判。
料理が得意で毎日お弁当を持参し、
他の職員達に振る舞うこともある。
村で唯一の、魔倣を扱うことができる人物。
やってみせてと子供達によくせがまれている。
書斎に置いている魔倣関連書籍も、
村では魔術・魔倣関連もの自体が珍しいため
人々の興味を引き、図書館並みに貸し出されている。
家事や森での資材集め、農作業まで、村のあらゆることを手伝う気遣いの人。
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【Cathedral】クルス
森の隣に住んでいる薬師の女性。
一通りの薬学を身につけ、薬草そのものにも強い興味を示す。
薬草を採集し、可能であれば自ら本格的な栽培を行おうと思い付く。
そして森の入り口付近に土地を買い住居と栽培小屋を建て、
飼っているメスの大型犬と共に移り住んだ。
意志の強さが窺える目元、大人な雰囲気の外見だが、
話せば物腰柔らかなほんわか属であることが分かる。
研究、探求、分析の類は好物。
試行錯誤している時が一番ワクワクするタイプ。
最近は薬草栽培が魔倣に活用できないか思案中で、
魔術文献等を探しに最寄りの町の図書館へ出向くことも。
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【Cathedral】サンダソニア
河口にある村の灯台守。
控えめでおっとりとした女性。
灯台は数年前に出来たばかりで、
灯台守は当時からずっと彼女のみ。
蠟燭ではなく自分の魔倣で明かりを灯す。
一人で灯台から海を眺め、夜には星空を眺め
潮騒を背景に流しながら本を読み空想に耽る。
人と話すことが好きで楽しみなのだが、
実は人が少し怖く、心のどこかで距離を取っている。
同居する相反する感情に困り普段は動物達と触れ合う。
犬、猫、鳥、魚、灯台に住み着いている鼠さえも
彼女にとっては可愛らしい心のよすが。
自分の頁数が非常にキリのいい数字である事が、少し自慢。
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【Cathedral】アマレット
長年各地を渡り歩いている旅人。
旅人ではあるが、滞在期間は長めで
半年ごとに新たな町や集落へ移動している。
成人女性であること以外は謎が多く、
年齢も、家族がいるかどうかも誰も知らない。
帰る家自体はあるのだと言うが
それが何処かも不明である。
長く旅を続けているだけあって、
武術の心得があり自分の身は自分で守れる。
一方、魔倣には興味こそあるものの、扱えない。
一人は苦でないが寂しがり屋な一面も。
静かでありながら人の息づかいが感じられる
図書館の空気を気に入っているようで、
暇になると図書館に入り浸っているらしい。
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【学園Cathedral】マルタ
河口にある村の女子学生。
スレンダーな体型と抜群の運動神経で、
村の子供達の間では一目置かれる存在。
武術体術は何でもこなす天賦の才がある。
所謂陽キャ女子達と一緒に居るが、
本人は落ち着いており一歩引いている。
漁師の家の生まれで釣りも得意。
家業は兄弟が継ぐため、気は楽。
ある日灯台から海を眺める灯台守を見掛ける。
鼻歌を歌い、すぐに本へと視線を落としていた。
以来、彼女に微かな興味を抱くもどう話しかければいいか分からない。
書の話、得意の魚料理を振る舞う等考えた末、
村で扱える者が限られている魔倣の話題でなら
話しかけても違和感がないと判断した。
ただ知識に自信はなく、まだ勇気が出せないでいる。
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【Cathedral】ルーヴェント
森の奥に住み、占い師を自称する冷静沈着な男性。
特に看板を掲げてはいないが
たまに客がやってくるので、
しっかり代金を要求し占ってあげる。
金に困っていないため、
特に決まった額を要求するわけではなく
値段はその時の気分で決める。
基礎的な魔倣をいとも簡単に扱ってみせるが
魔倣具は一つも所持しておらず自前の道具を使う。
本人曰く「魔倣ではなく魔術」なのだという。
しかし信じてくれる人は殆どいない。
変人扱いされるのも癪なので、
諦めて「魔倣ということにしよう」と決めた。
近々王都で免許を取得する予定だ。
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【Cathedral】ルスラン
王都から一つ離れた町で服飾の仕事をする男性。
装身具に魔術素材を組み込む作業を行うこともあるため、
製品テスト用として魔倣具を所持していて、魔倣も多少扱える。
普段は周囲への関心薄く気怠げで、
覇気という言葉が一番似合わない男。
だが仕事には妥協しない職人の鑑。
製作した装身具は王都に納品するが、
その際自前の馬車を走らせて自ら運搬する。
活気ある街路ではなく敢えて町の端に自宅兼工房を構えることで、
馬車の保管スペースや自給自足用に趣味で作物を育てる畑、
王都と広大な青空の借景を謳歌しながら読書できる庭等、
自分好みの環境を手に入れている。
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【Cathedral】ルース
王都の隣町でヘアサロンに勤める、ヘアドレッサー。
実力は同業者内で認められていて既に弟子が一人いる。
顧客の中にはわざわざ王都から来る貴族もおり、
そのため接客範囲の礼儀作法はほぼ完璧に弁えている。
空気を読むのが得意で、ユーモアもあり、
場の空気をよくする力に長けている朗らかな青年。
常にアンテナを張り情報収集に力を入れているのだが、
最近は本を読む時間も取れず、その辺りが
おざなりになりがちで秘かに悩んでいる。
子供の頃から楽器演奏が趣味ではあるものの、
今は演奏する機会もなく古い思い出の中。
それでも、楽譜は捨てられず本棚の中に残っている。
実は、弟子が飼っているハリネズミには少し甘いとの噂。
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【Cathedral】ウォーカー
世界のイレギュラー。
生まれる筈のない10,000,001人目。
異例の出生が知られ騒ぎになることを恐れ、
存在はすぐに秘匿され、緘口令が敷かれた。
執政者達の手配で、ある男性の頁番号を
男性本人も了承の上で自身の頁として名乗っている。
処世術に長け、難局もへらりと笑って躱せる性格。
王都で何不自由なく過ごしており、
一見ごく平凡な日々を送る普通の成人学生。
しかし学業から離れた彼は、病に侵されたある孤独な男性の元に毎日通い、
満足に立ち上がれない“頁共有者”の世話をしている。
世話をする理由は自分の為か、それとも……
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【Cathedral】エーリカ
国内有数の蔵書数を誇るお屋敷に勤める庭師の女性。
主な担当は屋敷の書架へと続く中庭の手入れ。
彼女が整えた庭は、蔵書の閲覧を求めて遠方からやって来る客達の目を楽しませている。
好奇心旺盛な性格で、読書の合間に中庭を訪れた来客と話が弾むことも多々あり。
また時折、読書に飽きた客の子供達と一緒になって
中庭を走り回っている姿が目撃されていたりもする。
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