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村名 | Somebody in the Someone |
主催 | tyunyan |
種別 | 精神世界の戦闘推奨R18 |
更新間隔 | 48(三日目以降地上組の意向) |
投票方法 | 記名投票 |
発言制限 | 多弁用 |
キャラセット | 未定 |
文章 | - |
人数 | ダミー込み9〜14 |
編成 | 囁き狂人入りかも? |
更新時刻 | 0時 |
開催時期 | 未定 |
役職希望 | 全員ランダム推奨 |
見開いた眸には暗い天井が映った。
カーテンの隙間から僅かに差し込むだけのまあるい月の光は明るく、見開かれた矢車菊の双眸に乳白色の柔らかな色を添えるだけでなく、子供には夜な夜な蠢いて笑っている気がするであろう何処となく顔を想わせる天井のシミすら、薄っすらと浮かび上がらせている。|
若し、矢車菊の眸が其処に笑顔を見れるならば、其れは二度と逢う事の叶わぬ者の歪んだ笑顔であったろうけれど、幸か不幸か見開いた侭の眸は未だに何も捉えては居らず、ただただ揺れるばかり。
頭を抱えようとしてぎちりと寝具にあるまじき音を立ててベットが軋むのに、漸く自身の身が寝返りすら打てない状況で拘束されているのに気付き、唇は何事かを紡ぎやがて空気を震わせ始める。
「…う、違う、違う、違う、違う!違うっ!」
徐々に大きくなる声は部屋に木霊して、身動きも取れない胸元が上下し激しく咳き込むまで絶叫は続き、やがてぜいぜいと荒い息遣いだけが静まり返った冷に響き、呼吸が整うとくすくすと少女の様な偲び笑いを漏らす。
「何が違うものですか、この手が血に染まっているのは紛れも無い事実。
嗚呼、あの人ったら私を味わいながら震える手で私の胸を撫でて…
耳元で愛を囁く声ったらなんて素敵だったのかしら、ねぇ?」
「月の光に綺羅綺羅煌く芳しい紅の香りに満たされるのは悪くない。
其れに彼の頬肉の脂の乗り方は中々に素晴らしかった。
私達は彼を喰らい、解け合い、彼と一つに成ったんだ。」
唄う様に紡がれる言葉に返す言葉は何処までも静かで、しかし何処か恍惚とした陶酔の中から紡がれているのか夢見心地。
「あの頬肉は旨かったなぁ、また喰いてぇよ。」
「未だこの胸に彼の鼓動を感じている様よ。
私の頬を撫ぜて泣く程に私を愛していたのだもの。
彼も私と一つに成れてさぞ悦んで居るわ。」
粗野な口調に返される甘えた少女の口調、どれもこれもが声音を変えようとも同じ声帯を震わせて紡がれて、室内にはたった一人の人物が月明かりに照らされベットに括りつけられているだけ。
「やめて、やめて…」
掠れた泣き声に飲み込まれやがてまた眠りに落ちる。
―――― I kill me....
眠りの淵で唇は確かにそう紡いだ。
此処に別の人格が入り込むには
・ある程度其の人格と同調しているか
・領域主人格の同意を得るか
・無理矢理に押し入る場合には乱数勝負
を必要とするだろう。
※基本的に個人領域での記憶も表発言とし他人格との記憶共有を容易にしつつ中身視点でしか知らない他人格の記憶が創られると面白い。
また各人の記憶領域の中にはどの人格でも立ち入れる共用の場に位置する記憶もあり是に関しては全人格が共通の認識として持ち合わせているがこの場合は記憶を見れる各人格の取捨選択により態と其の記憶を見ないと言う選択肢もある。
破壊された人格は下位人格と成り上位人格の行動を制御出来ない。
破壊された人格の記憶領域の扉は共用の場より消失。
R18村の為に基本幼児は非推奨。
赤ログでの襲撃説明等を含め話し合いは基本此方