村企画/DigitalDevilSurpremacy-東京黙示実録- のバックアップ(No.2)

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- 1 (2016-09-24 (土) 01:22:32)
- 2 (2016-09-24 (土) 01:41:54)

ハッピーエンドは、失われた。
人類の文明は滅び去った。もう残骸しか残っていない。
歓楽の宴が終わり、酔いから冷めた人類は溜まったツケを払いきれなかった。
ほとんどの人間はもう宴席から去り、今では僅かな者達だけが、酒瓶の底の酒精を惜しむように、宴の余韻に酔いしれている。
だからこれは、後日談のようなものに過ぎない。
ハッピーエンドは失われた。
西暦22XX年、トキオーン。そこが、あなた達の生きる世界。
その世界に守るだけの価値があるかどうか選び取るのは、生き残った人間達。
あるいは悪魔。

イントロダクション †

―――――未来。遥かな未来。西暦22XX年。
21世紀初頭に地球人口が70億を超えた頃、あらゆる人工物を分子崩壊させながら巨大化する、漆黒の渦状亜空間が南極に突如出現し、人類は消滅の危機に立たされていた。
それは古き地球の意思が産みだした、人間の文明を滅ぼし「悪魔」と呼ばれる伝承上の存在を再び地球の支配者とするためのシステムだった。

国連はその異常事態に際して対策機関を設立し、民間人がパニックにならないよう非公表で問題解決を図るが、人智の及ばないその存在に対策法はおろか調査もままならない状況であった。
秘密裏に行われた有人探査船による南極探索の結果も空しく、やがてこの亜空間は地球全体を覆い尽し、人類の文明は一切の痕跡を残すことなく滅亡した・・・はずであった。
当時東京湾付近に存在していた「ディーヴァ教」と呼ばれる新興宗教の総本山として建設されていたピラミッド状の巨大神殿と、そこにいた人々を除いては。

百年以上の月日が過ぎた。

やがて生き残った人々は外界にはびこる悪魔の群れと地球規模の環境変動から身を守るため、大資本を投入して残されたディーヴァ教の神殿を拠点に、外界と隔絶された共同体を作り上げた。
全ての情報が高度に管理された、かつて語られたユートピアに限りなく近い管理社会を。

久遠の都、その名はトキオーン。それが人類史の終着点の名前である。

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New!!　 †

村企画を立ち上げました。

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村の目的 †

「悪魔」と呼ばれる伝承上の存在、あるいはそれらをモチーフとした能力を用いた召喚バトル要素があるRP村です。異なる思想同士の対立や残虐な表現も多分に含まれます。
※設定部分で「真・女神転生」「ペルソナ」等のシリーズを参考にさせていただいています。ただし株式会社アトラスとは何の関係もありません。細かな設定もシリーズ内容とは異なる可能性があります。

イントロダクション
New!!　
村の目的

『Digital Devil Surpremacy-東京黙示実録-』

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『Digital Devil Surpremacy-東京黙示実録-』 †

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村設定、概要 †

村名	Digital Devil Surpremacy
更新間隔	48h(終盤はコミット有)
投票方法	無記名投票
発言制限	多めに
開催場所	人狼議事
キャラセット	人狼議事(ちゃんぷるー)
人数	ダミー抜きで10～14人程度を予定+NPC
編成	カスタム
更新時刻	0:30
開催時期	2月下旬
閲覧制限	グロあり
村建て人	(so)

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舞台背景及びトキオーン †

西暦22××年。あなた達が住んでいるのは、かつて東京と呼ばれた都市の残骸。地上地下合計７層からなる正八面体型の巨大シェルター「トキオーン」が、人類に残された唯一の居住地です。階層ごとに以下のようなブロック分けがされています。これ以上の内部の細かな設備や施設については言った者勝ちです。

第７層：この区画には特殊ＩＤを持たない限り入れないとされています。少なくともトキオーンの住民は誰もこのフロアの正体を知らないでしょう。「宇宙の卵」が安置されているのはこの階層だと言われていますが……？

第６層：トキオーン全体を監理する統治機関「シュメール」の存在する中枢階層です。この階層にはトキオーンの治安維持部隊であるラージプートや一部の高ランク市民でない限り入る事ができません。

第３～第５層：トキオーンの一般市民が生活する区画であり、彼らのための住居や商店、仕事場等が存在します。カルマ値のランクによって居住している階層や利用できる施設が若干異なります。地上と地下の境目である第４層にはアウタートキオに通じる唯一の出入口が存在しますが、長らく封鎖されています。

第１～第２層：農産物、工業製品、化学薬品、エネルギー等の物資生産プラントが存在します。トキオーンは工業用ドローン技術が発達しているため、あまり人間の労働者は多くありません。とりわけ、化学プラントなどの危険な区域にはほとんど人間の姿は見られないでしょう。

トキオーンの住民：トキオーンは完全な管理社会です。全ての住民はアームターミナルと呼ばれるスマホ型の小型端末を支給されており、
生まれた瞬間から己が持つ個人情報の全てをスーパーコンピュータ「ヴェーダ」に掌握されています。
ターミナル端末には個々人の職業や履歴、交友関係、行動傾向、大まかなストレス状態までもが逐一蓄積されており、
トキオーンの住民同士はたとえ初対面でも相手の素性を包み隠さず知る事が可能です。トキオーンにおいて、人を騙すような行為は不可能と考えてください。
さらには店員へのクレーム、他人とのトラブル、虚偽の申告…悪行も善行も含め全ての履歴が、あなたと対面したトキオーンの住民に筒抜けです。

トキオーンの生活：「全ての行為は、それに相応しい能力を持つ者が行う」これがトキオーンの基本理念です。
新生児は生まれた時に親元から引き離され、専用の教育施設で集団生活による教育を受けます。
全ての子どもは１２歳の頃に職業適性考査を受け、それぞれに最もふさわしい職業への従事訓練を受けることになります。
トキオーンにおいて労働とはそれに相応しい能力を持つ人間のみに許された「権利」なのです。
仕事に就いた後も、トキオーンの住民は全てその職業や日常生活の態度による社会への貢献度に基づきヴェーダが評定するカルマ値によって管理されています。
居住権や結婚はおろか、買い物一つとっても既定のカルマ値に達しない店舗で行うことは許可されません。
一方で、トキオーンに居住する限りはどんな人間も、健康で文化的なほどほどの生活を行うだけの基礎収入と衣食住を得る「権利」は保障されています。
トキオーンの住民がその権利を失うのは法に触れる犯罪を犯してトキオーンの外に放逐された場合のみです。

その他：トキオーンでは遺伝子操作技術やドローンが高度に発展しています。
食物については地下の生産プラントで生産されており、基本的に遺伝子組み換えです。工業用ドローンが多数存在するため、人間の労働時間は長くても８時間程度であり、残りは自由時間となっています。
ニュース番組やちょっとした娯楽程度のテレビ放送はあるようです。
トキオーンの人口は合計１０万人程度であり、設備関係からこれ以上の人口を養う事は不可能です。現人口もこの範囲に収まるよう、産児制限の形で常に調整されています。
統治機関「シュメール」については、大半の住民はおそらくテレビモニター越しでしかその存在を知らないでしょう。
トキオーンはこのように、「誰もがカルマ値さえ上げれば地位を向上させられる実力社会」であり、
「誰もが生まれた時点で格差のない平等社会」であり「誰もが放逐されない限り社会システムから零れ落ちない博愛的社会」のいずれをも実現した理想社会と呼べるでしょう。
少なくとも外の世界よりは。

アウタートキオ：トキオーンの外はもはや人類が住めるような環境ではありません。日光は厚い雲に遮られ届かず、地球規模の砂漠化と寒冷化が進行しています。
土壌および水質汚染は深刻で、悪魔の群れが常に弱肉強食の争いを続けています。作物も育たず、野生の獣もほとんどいません。
食べ物と言えば悪魔の肉ぐらいのものでしょう。そんな場所では普通の人間が生きていく事はほとんど不可能です。
何らかの形で悪魔の力を手にしたのでもなければ。

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進行 †

プロローグ
アウタートキオ・・・あなた達はトキオーンから締め出された存在。厳しい環境の中、悪魔の肉を喰らいながら日々を必死に生き抜くあなた達の前に一人の金髪の男が現れます。
その男はあなた達に語るでしょう。トキオーンの最上部には「宇宙の卵」と呼ばれる物体があること。それは人間の魂を糧として一度孵化すれば、新たな宇宙を創造するほどの力を持っているということ。
すなわち、それを奪取する事がこの世界を変革するために残された最後の手段であるという事を。

トキオーン・・・あなた達はトキオーンという人間世界に残された最後のユートピアの中で生活を続けています。ヴェーダに全ての個人情報を管理されながら平穏に暮らす、変わる事のない日々。それを続けられる時間は、もうさほど長くないとも知らずに。

1日目
アウタートキオ・・・人間の魂を糧に孵化するという「宇宙の卵」を奪取するためにアウタートキオの居住者達はトキオーンに侵入し、トキオーンの住民達と戦う事になります。

トキオーン・・・統治機関「シュメール」はアウタートキオの居住者侵入を察知し、保安部隊ほか、選別された者達に悪魔召喚プログラムを与え、迎撃に当たらせます。それ以外にも特別な力を持つが故に、戦う事になる者達もいるかもしれません。

2日目以降
アウタートキオ、トキオーン双方の戦いは続きます。被害はさらに拡大し、死者も出るでしょう。トキオーンもアウタートキオも全てが戦場になった、黙示録の光景が繰り広げられます。
あなたの進むべき道は、戦いの中でそのままでしょうか。それとも…

エピローグ
戦いは終わりました。生き残った者達が選んだ道はどこに行きつくものでしょうか。トキオーンという秩序の維持か、破壊か、あるいは多くの犠牲のもとに、「宇宙の卵」によってトキオーンとは全く別の道を歩むのか…

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役職説明 †

人狼（約2名）
「アウタートキオ」の住人。トキオーンの最上層に存在するとされる宇宙の卵の奪取を狙う中心的な立場です。そのため，宇宙の卵を奪うというスタンスを変える事ができません。

C国狂人
「アウタートキオ」の住人。トキオーンの最上層に存在するとされる宇宙の卵の奪取を狙っています。

聖痕者（約2名）
「トキオーン」の住人。トキオーンと最上層に存在するとされる宇宙の卵の防衛役を統治機関シュメールより命じられた中心的な立場です。そのため，トキオーンを防衛するというスタンスを変える事ができません。

村人
「トキオーン」の住人。トキオーンと最上層に存在するとされる宇宙の卵を防衛する立場です。

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ロール †

参加者はシステム的な役職とは別に5種類の役割(ロール)の中から1種類を選び、村に参加することになります。アウタートキオ（人狼側）かトキオーン（村人側）かによって選択可能な役割が変化します。

ラージプート
「トキオーン」の住民が選択可能です。トキオーンの治安維持のために設立された精鋭の保安部隊です。
アームターミナルに悪魔召喚プログラムのインストール権を与えられています。また，戦闘訓練を受けているためある程度の戦闘技術も持っています。
エリート部隊であるため、ここに所属する人間のカルマ値は概ね高めだと思われます。

デビルサマナー
「トキオーン」の住民が選択可能です。今回の有事に際してヴェーダが特別に選別した市民であり、統治機関シュメールから特別に悪魔召喚プログラムのインストール権を与えられました。
もっとも、それをどう使うかはあなた達次第です。

デモノトロープ
「アウタートキオ」の住民のみが選択可能です。半分悪魔化した人間です。トキオーンの外はもはや人間の生存が困難な状態になっていますが、突然変異した人間であるデモノトロープは悪魔の肉を喰らい生体マグネタイトを得る事で何とか生活が可能となっています。
デモノトロープは悪魔の肉を喰らう事で悪魔の情報を体内に取り込み、その悪魔に一時的に変身する事ができます。
喰らう悪魔の内容にもよりますが、基本的に多くの悪魔を喰らうほど強い力を得ることになるでしょう。
また，生体マグネタイトは人間にも含まれているため，生き延びるために人間を喰らう事も当然選択肢に含まれます。

超人
「トキオーン」「アウタートキオ」いずれの住民も選択可能です。理由は様々ですがその特殊な出自故に、人間の身でありながら悪魔と渡り合うだけの力を得ています。
トキオーン市民の場合、ヴェーダに選別されてはいませんが、それぞれの目的によって戦いに加わる事が可能でしょう。
アウタートキオの住民の場合、悪魔の肉を喰らいながらも人間の姿を保ち続けて生きているようです。

アバター
「トキオーン」「アウタートキオ」いずれの住民も選択可能です。あなたは見た目こそ人間の姿をしていますが、実のところ何らかの悪魔が人間の形を取ったもの、つまり化身（アヴァターラ）の一種です。
直接人間界に現れている理由は不明ですが、宇宙の卵を巡る争いと無関係ではないでしょう。人間の姿をしているうちは多少本来の力が制限されているかもしれませんが、それも悪魔としての本当の姿を見せるまでの束の間の話でしょう。
また、高位の悪魔がアバターとなっている場合、配下の悪魔を保有しているかもしれません。

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用語・ＮＰＣ †

悪魔：神話や伝説で語られる人間ならざるものの総称。この村においては女神，妖精，堕天使，地母神，龍王，英傑など，あらゆる想像上の存在を包括する概念です。

生体マグネタイト：人間及び悪魔が保有する生体エネルギー。「精気」「生命磁気」とも呼ばれます。悪魔やデモノトロープが人間界で肉体を保持したまま活動するために必要なエネルギーであり，悪魔やデモノトロープが魂ごと人間や同族の肉を喰らうのはこれを得るためです。

ディーヴァ教：21世紀初頭頃に当時の東京で勢力を伸ばしていた新興宗教団体。ヒンドゥー系の神々を独自の解釈教義の元信仰していたとされます。東京湾付近に位置していた彼らの総本山である巨大神殿が人類文明の崩壊後、トキオーンとなりました。

カルマ値：トキオーンを統括するスーパーコンピュータ「ヴェーダ」がトキオーン住民の個人情報や素行歴を元に評定したトキオーンへの社会貢献度を示す指標。
「藍・紫・青・緑・黄・橙・赤」の7段階の色相で表示されます。藍色であればトキオーン的秩序の維持にとって最も有益な人間であり、赤に近づくほどトキオーン社会に害をもたらす可能性が高い存在とみなされます。
基本的に仕事を真面目にこなしたり、日常生活で善行を日頃から積むことでカルマ値は上昇します。
トキオーンの中で何か行動する権利を得るためにはカルマ値が必要となります。当然ながら、アームターミナルを持たないアウタートキオの人間にカルマ値は設定されていません。