人狼の血族2 Kindred of Werewolves:The Ascension
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人狼の血族2 †
更新情報
2012/03/06 開催予定を8月下旬から9月下旬に絞りました。
2012/02/29 開催日についての重要なお知らせがあります。
2012/02/22 「世界観」「進行」に若干の追加。共食いについて説明しました
2012/02/01 「進行」を追加。募集締め切りを2月29日(水)24時にしました。
2012/01/24 「注意事項」に文言追加、「進行」を追加。「参加募集」に開始時期のアンケ設置。
概要 †
村名 | 人狼の血族2 Kindred of Werewolves:The Ascension |
村建て人 | wuming |
開催国 | 瓜科国(予定) |
種別 | R18エログロ完全RP村 ※18歳未満の参加閲覧を禁止 |
更新間隔 | 48h(コミットは基本なし) |
投票方法 | 記名式 |
発言制限 | 未定(できるだけ多目を選ぶ予定) |
キャラセット | イストワール+人狼審問(予定) |
募集人数 | ダミー+10〜12人程度(見物人は募集しません) |
編成 | 未定 |
更新時刻 | 23:30か24:00(未定) |
開催時期 | 2012年8〜9月 |
役職希望 | ランダム禁止 |
1980年代末、アメリカ。
10年近く前の大火災によりゴーストタウンとなったとある町に集まった数人の男女。その理由は様々。
生まれ故郷に戻ってきた元市民。
オカルティックな噂に惹かれて訪れた怪奇現象マニア。
単純に迷い込んだ旅行者。
…そして、とある事件をきっかけに再調査の為に派遣された「ソサイエティ(結社)」の団員。
──奇しくもその全員が人狼の血族であった。
何者かの妨害で町から出られなくなった彼らは、脱出の手立てを求めて町を探索する一方で、数日間の共同生活を余儀なくされるのだが……。
基本指針 †
- 欲望の自重で崩壊していく人間たち
ごく普通の人間が、あるきっかけで自身も自覚していなかったような隠れた欲望や狂気を引きずり出されて崩壊していく過程を楽しむ、R18エログロ村です。
狂言回しとして、前作に引き続いて「人狼・ギルバート」が登場します。(ギルバートの役職は現時点では未定です)
- R18――エロスとバイオレンス
- エログロ村です。PCがセクハラを受けてもPLが泣かない覚悟は必須。
- 参加者全員でメインストーリーを作って行く村です。
ギルバートと全員が関わって行く事になる為(世界観参照)カップル引裂きや多角関係を推奨する村になります。
- 理性が剥がれ、狂気欲望が解放されて行く過程を楽しむ上で、エロス同様に村人同士のキリングも推奨します。殺人やグロテスクな描写があるかもしれないと言う意味でもR18指定となります。
- 完全RP
- 通常・囁き・独り言・墓下のログとactの全てにおいてキャラクターとして演技すること。
- 投票、襲撃、占い、守護セット等は、プレイヤとして客観的に「物語全体の盛り上がり」「ストーリー展開」「演出」を考えて行う。
単純にPCの好意敵意の有無や殺せる殺せないで決めず、常にPL視点でベターな展開を考え、自分の意志で選択し続けて下さい。その流れこそが物語を生むのです。
- PCは自分が見聞きできる範囲の出来事しか知り得ませんが、PLは違います。
投票、襲撃、占い、守護セット等は必ずしもキャラが接触した相手である必要がありません。柔軟に。
- 2は1の続編ではなく、独立した作品です。
一部用語・設定や人名などが1と重複していますが、直接の続編ではありません。
同じ設定を使ったアナザーストーリーだと思って下さい。
注意事項 †
- エンドマークがつくまで掛け持ちは厳禁
プロローグ・エピローグの重複も不可です。充分に予定に余裕を持ってエントリ願います。軽い雑談村は可です。
- 全ログにおいて中の人発言禁止
独り言やactも含め、全てキャラクターの台詞と描写(ト書き)で通して下さい。
- 白ログをまず優先する
- 設定などは基本的には先に書かれたものを優先することとします。
- 村全体の設定や物語に関わる重要事項をこっそり書くのはNG。
積極的に皆と共有し、物語を作っていくことを望みます。
- 白ログと赤ログや独り言との間に極端な矛盾や情報差を生じさせないように気をつけて下さい。
例)囁きログ・独り言で物を壊したのに白ログで壊れたことを書かなかった為にまだそこに原形を保って存在していることになっている
囁きログに引き籠もり過ぎて周囲と話が通じない
- 故意の未設定による処刑投票・襲撃・占い・守護のランダムセット禁止
セットし忘れなどのミスによる以外の、故意のランダムセットは如何なる理由があっても禁止です。
- 投票委任は非推奨
RPで投票委任に相当する演技を行った場合、進行上の要請で必要な場合を除き、原則的として他人に委任しないで下さい。投票先は自分で選ぶこと。
- 他PLの意思に反した他PCの感情・行動の勝手な描写は避けること
所謂「確定ロール」などもこれに相当します。
当人から許可を貰った場合は例外としてOKです。(移動シーン等)
その場合は細心の注意を払って下さい。
既に行われた他PCの行動を後から自PCの視点で見た描写をする場合は禁止事項に該当しませんが、一応の気遣いは忘れずに。
- 自分の行動は基本的に確定させる
仮定があまりに多いとおかしい表現になりますし、他PLに対しても不親切です。
どうしても必要なケースのみに留め多用はしないように。
例)×「行くだろう」→○「行くことにした」
「××ならば〜、○○なら〜、△△なら〜するだろう」等、選択肢を多く出し過ぎる
- 世界観・時代背景にそぐわない物品、または極端に便利な物品・能力の使用の禁止
(例)小型の携帯電話・スマートフォンの使用
- メモでのRPの打ち合わせは必要最低限に。
基本的に以下の内容のみでお願いします。
- 誤字脱字等の訂正
- 自身の発言時間帯/不在日時
- 他プレイヤーへの発言時間帯/日時の問い合わせ、待ち合わせ
- 在席/離席の通達
- コミット:未/済
- 促しの有無
- コミット/促しの催促
- キャラクタの現在地:○○○(コアタイムは位置が把握しにくくなる為、マメに書き換えを推奨。)
- キャラクタの服装及び肉体的特徴/身体の損傷等(書いた方が分かりやすければ。)
- トラブル発生時の連絡用
- エロスにおけるNG事項の通達
- 死亡状況の希望出し
- 処刑襲撃後のRP指針相談(簡潔に「提案」→「回答」のやり取りでお願いします。)
- ★「RPの意図をメモで説明」「ログに書く前にメモで役職CO」等は禁止となります。
- ★中の人発言は極力控え目にお願いいたします。
- 苦手なロールの申告を推奨
どうしても苦手な事項があるならそれはあらかじめ申告しておきましょう。進行中に発生した場合も同様です。遠慮はし過ぎないのが吉です。
ただし、NG事項そのものが多過ぎる場合、村主旨に反する場合は参加をお断りする場合があります。
- SNSのメッセージやTwitter、skype、雑談村など外部で進行中の村のについて話すのは原則禁止
緊急に連絡を取らねばならないような非常事態は除く。
世界観 †
舞台となる町 †
- ゴーストタウン、ヘイヴン
開拓時代に築かれた入植者の町ヘイヴンは、鉄道の停車駅となることで発展をした。
が、大恐慌以降は発展にも徐々に陰りが見え、1970年に鉄道が廃線となったことで街の衰退は決定的となった。
不運は更に続き、198X年、大規模なハリケーン被害に見舞われた直後に、化学工場から発生した大火災で町の三分の一が焼失。死者行方不明者は把握できない数に上った。
この事件でヘイヴンは町としての命脈を絶たれ、住民達は再建を諦めて他の土地へ移住し、遂にゴーストタウンとなった。
今ではヘイヴンは「災厄の町」として、大火災前後に起きた連続殺人事件との関連で、怪奇事件や猟奇犯罪を扱った本やマニア達の噂で紹介されるのみである。
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| | 地理と交通
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地理と交通
数十キロ四方は荒野であり、隣の町までは自動車で数時間。
ハイウェイから支線が出ており、そこを通っての一本道以外にはまともな道路はない。
火災からしばらくは化学薬品の汚染被害があったため、一部に立ち入り禁止の標識が立っており、金網や柵が設けられた場所もある。
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| | 歴史
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歴史
ヘイヴンは独立戦争後の時期に、イングランドから渡った移民団を祖先としていた。
宗教的にはプロテスタントに属しているのだが、どの会派とも異なる独特の宗派を信奉した移民団であったらしく、初期には排他的閉鎖的であった。
が、この傾向も鉄道駅として発展した19世紀末になるとかなり薄れ、周辺地域と変わらない宗教分布になっていった。
この町では、入植時代から続く旧家の数家族が支配的指導的立場にあった。
現在もそのうちの一家族、バンクロフト家の邸宅跡は大火災の被害を免れて残っている。
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- ※今回舞台となる町は、1のヘイヴンとは同一の町ではありません。
平行世界の、似て非なる町と考えて下さい。似たような事件が起きたかも知れませんが、1と2の世界は全く別です。
従って1のPC・NPCと似た名の人物が登場しても、同一人物ではありません。
施設 †
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| | 図書館
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- 図書館
残された書籍の多くは熱と水(消火の放水による)で痛んでいる。
地下書庫にはかつて入植初期からの町の記録が保管されていたが、今は…。
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| | 墓地&安置所
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- 墓地&安置所
町外れにある墓地は全く無傷で昔と変わらぬ姿を留めている。誰か手入れをしている者が居るのだろうか…。
大火災前のヘイヴンには、「全ての遺体を必ず一旦安置所に収めてから数日後に葬儀を行う」という奇習があったと言われている。
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| | 半分焼け崩れた市役所
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- 半分焼け崩れた市役所
事件後、僅かに残った重要書類は殆ど回収されたが、現在も焼失や盗難を免れた備品や職員の私物などが若干残っている。二階建て。
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| | 廃校となった学校
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- 廃校となった学校
かなり以前に何人かの人間が生活していた形跡がある。
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| | 荒廃した教会
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- 荒廃した教会
火災の影響は少ないが、十字架などは持ち去られ、荒らされた形跡がある。
祭壇下の床には大量の血が流れた痕が残されている…。
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| | 旧バンクロフト邸
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- 旧バンクロフト邸
古い様式で建てられた、歴史を感じさせる大邸宅。
厳重な封印を破って何者かが侵入した形跡はあるものの、家財は移住時に家主が殆ど処分したらしく、内部はがらんとして比較的綺麗に保たれている。
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| | 廃線となった鉄道駅
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- 廃線となった鉄道駅
ヘイヴンは支線が収束するターミナル駅だった為、比較的大きめの駅舎。
鉄として回収されたか盗まれたか線路は無く、枕木だけが残る。
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| | 廃工場跡
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- 廃工場跡
「危険区域につき立ち入り禁止」の標識が掲げられ、鉄条網と高い柵が取り囲む一帯。その奥に、黒々とした威容を見せるかつての化学工場がある。
火災後しばらくは汚染の影響ありとの理由で立ち入り禁止だったが今は…?
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- 水と食料について NEW!
- 墓地のはずれの管理人住居には人力ポンプ、旧バンクロフト邸では古い風力ポンプが残っており、井戸水を汲むことが出来ます。
- 同様な井戸は探せばヘイヴン内の旧家に残っている可能性があります。
- 時間をかけて丹念に町を捜索すれば、民家や商家の地下室などから缶詰瓶詰などの保存食が残っているかも知れません。
役職説明 †
- 人狼=人狼
ギルバートによって覚醒させられた「先祖帰り」。
大方の「先祖帰り」と同じく、急激な肉体的、精神的変化を体験することとなる。
そのストレスに耐え切れず、食人欲求や攻撃衝動に屈するものも出てくるかも知れない。
※人狼は自分が人狼であるという事は、ギルバートが教えるか、「人狼」についての知識を何らかの方法で得ない限り知らない。
「狼の共食い」オプションつきなので、仲間の人狼も襲える。 NEW!
- 聖痕者=秘密結社員
世界的な秘密結社の一員で、数年前にヘイヴンで発生した人狼事件の追加調査のため派遣された。
結社の名を外部に洩らす事は禁忌であるため、単に「結社(ソサイエティ)」とのみ呼ばれる。
人狼事件に対して派遣される結社員は、人狼の血を引いていないことを条件に選ばれている。故に、理論上はギルバートとの接触による人狼因子活性化の影響を免れる事が出来る筈である。
※人狼及び結社について限定された情報(「PCの知らない世界設定のうち指定された箇所)を知っている。
- 村人=人狼の血族(キンドレッド)
人狼の血を引く人狼因子保持者だが、人狼として覚醒せず特殊能力も発現しなかった「人間」。
本来はそのまま平穏に人間としての一生を終えるはずであったが、ギルバートとの接触により、人狼因子活性化の影響をこうむることになる・・・。
※村人及び村側能力者は全員、影響度の多寡はあれど活性化によって精神的に不安定な状態になる。
- 占い師、霊能者=部分的に覚醒した血族
人狼因子の活性化で、人狼を感知する能力を得た人狼の子孫。
占い師は生きた人狼を、霊能者は死亡した人狼を感知する事が出来る。
人狼を感知した時の感覚、感知する方法、人狼をどのような存在と感じるかは一任。
※能力を行使するに当たり、道具を使用するRPは雰囲気にそぐわない為基本的に無しとする。
※占い師/霊能者は、「人狼」についての知識を何らかの方法で得ない限り、自分が感知した存在が人狼であるとは分からない。
- C国狂人=限定的な人狼の能力を持つ血族
人狼として覚醒するには至らなかったものの、限定的に人狼の能力を取得した者。人狼のなり損ない。
C国狂人は、人狼のみが有する微弱なテレパシー能力を取得している。人狼の味方となるか敵となるかは本人次第。
※C国狂人は、人狼が教えない限り、自分が会話できる相手が人狼であることは分からない。
- 守護者=突然変異の特殊能力を有す血族
人狼因子活性化により、人狼の攻撃衝動を一時的に沈静化する能力を得た者。自分が選んだ対象への敵意を一時解消する。人狼は「何故か攻撃したくても出来ない」状態となる。
ただし、この能力は使用者本人には効果がなく、人狼が本人に攻撃した場合は無力である。
※この能力を自覚的に使うか無自覚に使うかはPLに一任。
※守護者は、「人狼」についての知識を何らかの方法で得ない限り、自分が守護する対象を攻撃する存在が人狼であると知ることは出来ない。
PCの知らない世界設定 †
ここに書かれている情報は、基本的にはPCの知らない情報です。
キャラクター作りの参考にして下さい。
ただし、あくまでPCは知らないものとして厳密な態度をお願いいたします。
- レベル1の情報
★結社員(=聖痕者)はレベル1に属する情報を全て知っています。
★オカルト知識を持つPCは、以下の情報の一部を噂の形で耳にしたことがあるかも知れません。
が、それを裏付ける証拠は一切なく、あくまでマニア達だけの間で囁かれる噂に過ぎません。一般の人に話せば笑われるだけでしょう。
- 人狼
それはヒト…ホモ・サピエンスの近縁種であるが、人間とは異なる人類。
外見的には人間と全く変らず、伝説の中で語られているような獣や獣人への変身能力はない。
人間に比べて長命であり、きわめて強靭な肉体と生命力を持つ。
一般的には人狼は実在するとは思われておらず、その存在を知るものは少ない。
- 結社(ソサイエティ)
欧州を本拠地とする世界的な秘密結社。歴史は古く、12世紀にまで遡る。
基本的には超常現象やUMAを研究する学者の集団であり、その資料を保存するのを第一義とする。
本来は人狼もその研究対象の一つでしかなかったが、現在の総長が人狼研究の第一人者である為、今ではこの部門が結社で最も大きな力を持っている。
長年欧州各国支部間で微妙な反目があったが、第二次世界大戦後独自路線を歩み始めたアメリカ支部との対立が、却って彼らの結束を強めた。
(※アン・ライスの著作「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズ等に登場の「タラマスカ」をモデルとしている)
- ヘイヴン
大火災前後に起きた連続殺人事件の犯人は、人狼であったらしきことを結社は掴んでいる。
欧州本部は近年になってこの事実を知り、今回調査員が派遣される運びとなった。
その後の調査で、ヘイヴンを開拓した移民団は、人狼禍に見舞われたイギリスのとある地域の出身者を中心に結成されたことが判明している。
ヘイヴン入植当時からの旧家、特に指導的立場にあった数氏族は、人狼の血を引いている可能性が高く、そのことが今回の事件に関係していると推測される。
- “奇妙な旅人”
とある結社員が仮設を立て、後に実在が証明された人狼。
人狼禍に見舞われた場所に周期的に出現する傾向があることからこの呼び名がつけられた。
17世紀初頭の記録が最も古く、仮に同一人物だとすればゆうに300年は生きている計算になる。
ヘイヴン大火災前後にも、この人狼らしき人物が訪れていたようだとの生存者の証言がある。
- レベル2の情報 NEW!
★PCが決して知ることの無い情報です。
当事者たる「ギルバート」やNPCでさえも知らない場合があり、かつまたいかなる文献にも記されていません。
- 人狼
人狼の繁殖力は恐ろしく低く、純粋種は今ではほぼ絶滅している。
現在存在している人狼は、厳密に言えばヒトとの交配種であり、純粋種よりは能力的に劣っている。
人狼同士では受胎率が非常に低く、逆に人間とではやや高くなる為、繁殖には人間を求める場合が多い。
人間との間に生まれた子が人狼であることは稀で、その殆どが人狼の能力を一切持たずに生まれる。これを人狼は「血族」と呼ぶ。
ただし、その子孫から先祖帰り的に人狼が生まれることがある。
この先祖帰りした人狼が人狼の能力や特徴を開花させるのは、思春期後期〜成人後であることが多く、精神的に不安定になりやすい。
特に男性の場合は、攻撃衝動が肥大化して食欲や性欲を抑えられなくなり、非常に高い確率で暴走する。
過去に発生した「人狼が起こした犯罪事件」の中には、この先祖帰りした人狼の犯行が多数含まれている。
- “奇妙な旅人”(ギルバート) *1
かつてヘイヴンを訪れた人狼。当時は「ギルバート・ブレイス」と名乗っていた。
ギルバートは、人狼因子を持つ者と接触すると、対象の人狼因子を活性化させる。この反応は劇的で、本来人狼として覚醒するに至らない者まで影響を与えてしまう。
彼は、こうして強制的に「先祖帰り」を起こさせて、人狼を増やす役目を負っている。人狼の血を引く子孫の前に現れて、人狼となりえるものが居ないかどうか探すのだ。
彼が周期的に人狼禍に見舞われた地域を巡回訪問しているのはそのためである。
現存する数少ない人狼のコミュニティには、このようにしてギルバートに覚醒させられた人狼(主に女性)がかなり加わっている。
彼は今では絶滅した純粋種と推定されており、分かっている限りでは約三百年程前から生存している。
- ヘイヴン
ヘイヴンの初期入植者は、人狼事件の関係者であり、全員が人狼と血縁関係にあった者=程度の差こそあれ人狼の血を引く者たちだった。
追われるように故郷を発った彼らは、誰も知る者のいない新天地で自らの出自を忘れ去ろうと努めた。
その結果、大火災前のヘイヴンでは殆どの市民が自分が人狼の子孫であることを知らずにいたのである。
大火災前後の混乱は、ギルバートとの接触で不安定な精神状態に陥った血族たちが引き起こしたものであり、ある意味では町の滅亡はギルバートの所為であるとも言える。
進行 †
時間の流れ †
ゲームシステム上の一日=ゲーム内時間の一日(24時間)とは限りません。
ドラマの盛り上がり具合によっては、現実世界の48時間が、ゲーム内世界のたった数時間である場合もあるでしょう。
とは言え、物語が冗長にならないように、テンポが落ちてきたら適宜時間を進める努力をしましょう。
処刑襲撃と能力の行使 †
- 処刑
処刑はPC間の殺人です。
死亡PCの生前の希望を取り入れつつ、投票者が殺害を担当するのが原則です。
しかし、死者の要望がある場合や状況的にそれが最も合理的な場合、自殺や事故死、病死でも構いません。
- 襲撃
襲撃は、人狼による明確な殺意を持った殺人です。
人狼は更新から24時間以内に匿名メモで襲撃死体の発見場所を書いて下さい。
処刑襲撃が被った場合は、可能ならまず人狼がメモ(or匿名メモ)でその旨申告して下さい。その後、村全体でどうするかを話し合うこととします。
人狼は「襲撃」という能力が物語に及ぼす影響をしっかりと自覚し、より「基本方針」を遵守するように心がけて下さい。
瓜科の「狼の共食い」オプション付きなので、人狼は仲間を襲えます。 NEW!
- 死亡時の希望
死に方や死体の損傷具合について、強い要望や忌避がある場合は予めNG事項に書いておきましょう。
グロ要素のある村なので酷い死に方になる可能性は高いです。泣かない心構えをしましょう。
また、物語の展開によっては完全に希望通りにならなくてもある程度しかたがないと思って下さい。
墓下 †
- 死亡した人間の幽霊は必ず墓地で目覚めます。霊は何故かそこに引き寄せられるようです。
- 襲撃や処刑描写がなくとも、死亡が既に明らかになっていれば墓地で目覚めてしまっても構いません。
死のショックで記憶が混乱して、自分がどのように死んだか分からない――というのもありでしょう。
狂気の発露 NEW! †
「ギルバート」と接触したPCは人狼因子の活性化を受けて精神的に不安定になっていきます。
その影響の進行具合、狂気度正気度などは各人にお任せします。
ただ、戯画化した発狂やヤンデレなどは、リアルな欲望の肥大化を演じる村の主旨に反するので非推奨。
進行 NEW! †
- プロローグ
- PCたちがそれぞれの思惑に従い「災厄の町」ヘイヴンを訪れます。
- ダミーとなるNPCは欧州本部から派遣された結社員です。(空いている女性のキャラチップを使用します)
瓜科の「ダミー使用」オプションでGMキャラとして動かす予定です。
- 町は完全なゴーストタウンです。
火事の被害に遭わなかった地区の家屋は原形を留めていますが、電気・水道などは一切使用できません。
- 一日目
- PCが乗ってきた自動車が何者かによって燃やされてしまいます。
この放火にはPCは誰も関与していないものとします。
- 徒歩だと近隣の町までは数日掛かります。ヘイヴンには廃棄された自動車はありますが、そのままでは動きません。
町を出るには、徒歩移動のための入念な準備をするか、新たに移動手段を確保する必要があります。
- ★移動の困難さは町から出ない理由付けのため、食料探しはあくまでグループや単独で分かれて行動しやすくためです。あまりサバイバルに真剣にならないで下さい。NEW!
- ★「ギルバート」と遭遇したPC全員が、少しずつ精神的に不安定になっていきます。NEW!
- 二日目
「ギルバート」の正体に気付いたダミーが彼に殺害されます。
天の声にて更新後12〜24時間以内に死亡のアナウンスが入ります。遺体発見はその後にお願いします。
- 三日目
血族たちが生き残れるかどうかはあなた次第。
- エピローグ
生存者のみで簡潔に物語に決着をつけて下さい。
エンドロールの入った後は、中身発言解禁、フリートークとなります。
一度エンドマークの付いた物語はそこで終わりです。ifはこの村ではご遠慮下さい。
参加募集 NEW! †
後日、使用キャラクターの割り振り・簡易設定出し等の打ち合わせがありますので、匿名はご遠慮下さい。
なお、鍵付きでパスはメッセージ(orメール)で個別配布する予定です。
人狼SNSまたはmixiに入られていない参加希望の方はコメント欄でお知らせ下さい。連絡用のメアドをお知らせいたします。
開催を延期しました。NEW!
★開催時期を2012年8月下旬〜9月下旬への変更を検討しています。
新たにアンケートを設置しました。
お手数ですが、既にCO済みの方も新日程へのご変更をご記入願います。
その際、都合の良い日程の他に都合の悪い日程も併せてご記入いただけると非常に助かります。
NO | ID | 開始時期 | 備考 |
01 | azuma | 6月に掛からない当たり | |
02 | azumi | 4~5月中辺りだととても嬉しく | |
03 | leeha | 9月下旬はたぶん無理…8月下旬だとわりと好都合? | |
04 | Xiwong | 8〜9月はたぶん大丈夫 | |
05 | | | |
06 | | | |
07 | | | |
08 | | | |
09 | | | |
10 | | | |
11 | | | |
12 | | | |
GM | wuming | | よろしくお願いいたします |
★まだ考慮中の方や、時期によっては参加という方はこちらに回答お願いします。
時期を変えて新たに設置しなおしました。NEW!
参考資料 †
- 前作「人狼の血族 Kindred of Werewolves」
2はストーリーは直接には繋がらず、厳密には続編ではありません。雰囲気を掴む資料として。
- 17 histoires de loup-garo
村立て人wumingの連作SSです。「人狼の血族」と同一の世界観・主題を持ち、とある村で起きた人狼事件を題材にしています。
- 『テオレマ』 (映画 ピエル・パオロ・パゾリーニ)
- 『黄金の魔獣』 (小説 タニス・リー)
- 『人狼の四季』 (小説 スティーヴン・キング)
- 「レベリオン」シリーズ (小説 三雲岳斗)
- 『エデンの黒い牙』 (小説 ジャック・ウィリアムスン)
コメント †
村に関して質問等ありましたら、こちらにどうぞ。