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ツイン・ステージ 〜劇団さざえび特別公演・エドルナの呪館〜

【更新履歴】
2011.08.20 「舞台設定(PC1に掛かる部分)」を追加。「役職設定」の「囁き狂人」・「『エドルナの呪館』及び『舞台裏』のRPについて」の「舞台裏でのRPについて」に追記。
2011.08.02 「お知らせ」等にキャラページ作成の旨を記載。参加募集に『PC1名』及びダミーを追加。また、本編『エドルナの呪館』イメージソングのリンク先削除につき貼り替えを行いました。
2011.06.29 「お知らせ」に仮村建て日を公表しました。
2011.05.28 「はじめに」を「お知らせ」に変更。「参考」を追加。その他、誤字誤記等一部修正しました。
2011.05.14 企画ページを立ち上げました。

概要

村名ツイン・ステージ 〜劇団さざえび特別公演・エドルナの呪館〜
企画人ginlime
開催国人狼議事国RP:Braid
種別勝敗度外視完全RP村/性暴・えろぐろ
更新間隔48h
投票方法無記名投票
発言制限いっぱい
キャラセット議事セット(ヨアヒム)
募集人数8〜12(他、見物人2〜5)
編成特殊編成
更新時刻0時
開催時期2011年10月27日(仮)
役職希望有効
幽界トークあり
イメージソングTHE BLUE HEARTS『情熱の薔薇[外部リンク]
本編『エドルナの呪館』イメージソング鬼束ちひろ『Cage[外部リンク]

※各イメージソングのリンク先はYou Tubeにアップされた動画になります。
企画人があげたものではなく、アップ主の都合などでリンク先が削除されている可能性等もありますので、ご了承ください。

お知らせ

この企画は、参加者が劇団員となり劇中劇を演じるという、勝敗度外視完全RP村企画です。
予想をはるかに上回るたくさんの参加希望をいただいたことより、旧「はじめに」の文面は不適切と判断し、裏に伏せました。
この村は決行を前提として進めさせていただきます
COいただいた皆様、心よりありがとうございました!
まだ先の話ですが、楽しめる村の枠組みとなるよう頑張りますので、改めてどうぞよろしくお願いいたします。

以降、企画人からの、更新履歴に収まらない連絡事項は、こちらの「お知らせ」から行います。

《6月29日追記》
仮村建て日の案を公表します。
2011年10月27日0時頃村建て→10月30日0時30分頃公演開始
当初より2011年11月頃としていましたが、CO欄の開始時期についてのコメントを参考とさせていただいた上で、48h更新かつプロ・1dが3日間の場合、若干村の尺が長めであると予想されることも踏まえ、やや前倒しの予定といたしました。
基本的にこの日程でいきたいと考えていますが、8月いっぱいまでは(仮)といたしますので、日程的に難しい等ありましたら、頁下のコメント欄にご意見をいただければと思います。
ただ、仮とはいえ村建て日案ですので、大きな日程変更は行わず、ずらすとしても後ろ1週間(11月3日0時頃村建て)までといたしますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
《8月2日追記》
キャラクターページ(こちら)を立ち上げをました!
村の開始はまだ先ですが、他の方のキャラを見てイメージが固まっていく……ということもあるかと思うので、気が向いた時にでも書き込みいただければと思います。
並び順は当ページにある参加募集の表の通りです。
なお、早見表的なものがあると便利かと思い、あわせて参加募集の表に『PC1名』の欄およびダミーを追加しました。
PC1キャラの名前が決まっている方は、こちらの方にもご記載のほどよろしくお願いします。

・今後のスケジュール(予定)
6月29日仮村建て日の公表
8月2日キャラクターページを作成
8月20日会場周り(舞台裏設備などPC1に掛る部分)の設定公表
9月頃村建て日決定&点呼(準備期間が長い村のため、念のため改めて参加のご意思を確認させていただく予定です)

あらすじ

2011年秋の終わり。日本。
結成3年目を祝した劇団さざえび・特別公演の当日リハーサルにやってきた団員達は、驚愕の事実を知らされます。
脚本家の山田マサミ(仮)が、公演予定だった脚本について、突然の使用禁止を申し出てきたとのこと。
けれど、前売りチケットはすでに完売。
公演を楽しみにしている観客の期待を裏切ることなんてできません。

いったいどうすれば……。

団長の黒林(くろばやし)龍彦(たつひこ)(ダミー:キャラチップ・ヨアヒム)は、苦渋の決断を下します。

「脚本を破棄し、今あるセットを使った即興劇で乗り切るぞっ!」

こうして、劇団さざえびの熱い戦いが幕を開けたのでした。

本編あらすじ・劇中劇〜エドルナの呪館〜

独特な儀式を通じ、世界の理を司る神・エドルナの力を賜るとされる、唯一神教『エドルナの民』。
良識に沿った教義と度を過ぎない布教活動、時折もたらされる奇跡と称する恩恵により、小規模ながらも各地に多数の信者を持つ。
一部の人間からは異端視され、儀式を『黒ミサ』と侮蔑されるも、世間から向けられる風当たりは決して冷たいものではなかった。
そう。『エドルナの民』は排斥されることもなく、確かに世界から受け入れられていたのだった。
この事件が起こるまでは……。

――――時は20世紀初頭。
北欧に位置する名も無い小島に、一隻の帆船が辿りいた。
乗船していたのは、信仰の度合い・貴賤尊卑の差こそあれ、『エドルナの民』の信者及びその関係者達。
彼らは、これより数日に渡り執り行われる儀式の参列者だった。
儀式への期待を胸に去り行く帆船を見送った彼らは、島の中央に位置する豪奢な館へと案内される。

夜闇が訪れた頃、やがて執り行われた、普段とは異なるエドルナの儀式。
この儀式を終えたとき――――惨劇の幕が開かれる。

やがて、彼らは知るだろう。この館で執り行われたものが、奇跡を起こすとされる唯一神エドルナ、神降ろしの儀式であったことを。
そして自分達が、エドルナの憑代(よりしろ)候補であると同時に、復活を遂げるために必要な人身御供であったことを。
数多の謎が秘められた呪館。
生き延びるためには、館と『エドルナの民』に隠された真相を探り、命を付狙う何者かと対峙するしかない。

果たしてこの惨劇は、いもしない神を崇める、狂信者の手によるものなのか。
それとも……いてはならない邪神が催す、人智を超越した死の饗宴なのか。

それはまだ、誰にも分からない。

村の目的

タイトル通り、この村には2つの舞台が存在しています。
一つは現代日本、劇団さざえびの活躍を描く世界。
もう一つは特別公演の演目中、劇中劇の世界。
大雑把に分けると、プロローグやエピローグ、墓下・赤・共鳴ログなどは、主に劇団さざえびとしてのステージ。
進行中の表ログは『エドルナの呪館』のステージです。

村の目的は、『エドルナの呪館』・特別公演を見事成功させること。
観客の皆さんが満足できる舞台に仕上げるためには、裏方も含めた団員全員の協力が必要でしょう。

ローカルルール/世界観

用語解説等

・PL・PC1・PC2
参加者の皆様は、団員と劇中劇のキャラクターの2役を演じていただくことになります(見物人の場合は団員のみ)。
そのため便宜上、従来どおりの「中の人」ことPLに加え、団員キャラを『PC1』劇中劇のキャラを『PC2』と呼んでいくことにします。
(例)PC1:黒林龍彦 PC2:ヨアヒム

・劇中劇『エドルナの呪館』
本来公演する予定だった、山田マサミ(仮)脚本『カットリッツー伯爵の不思議な館』の代わりとなる即興劇です。
「即興劇にする以上、分かりやすくスリリングな設定にする必要がある」との黒林龍彦の考えより、「本編あらすじ」のような、オカルトホラーorサスペンスチックな方向が定められています。
他に必要な設定については、プロの間に固めて行きましょう。
ただし黒林から、公演直前に『黒幕』役をこっそり指名する、ということは、全員に伝えられています。

役者(本編参加者)の皆さんは、「ここは舞台の上だ」ということは一端忘れ、表ログ上では「通常のRP村と同じように」、『エドルナの呪館』を演じてください。

・劇団さざえび
3年前、黒林龍彦(ヨアヒム)が立ち上げたノンジャンルの小劇団です。
年に2〜3の演目を行っていますが、これだけでは団員達の生活をとても保障できません。
そのため、学生などではない団員の多くは、何かしらの副業をこなしていることでしょう。
メジャーな役者や芸能界入り志望など上昇志向のメンバーから、純粋に、今の劇団で観客を楽しませることが好きだというメンバーまで、様々な人々が集っています。
劇団名については、「あんまりサザエって食べないけど、時々食べるとハマるよね。つい毎日『サザエの日』みたいになったりして。まぁ、そんなサザエのように一度ハマるとタマラン! 的な劇団を目指し……(以下略)」みたいな理由があるそうな。

・特別公演
結成3周年を祝し開催された、1日限りの特別公演。
演目(新作であることは明言)やキャスティングなどは全て当日のお楽しみとし、1日限りだから……と、会場も思い切って、普段より大きなステージを確保しています。
それゆえ、団員達の期待やプレッシャーも普段の比ではなかったことでしょう。

・カットリッツー伯爵の不思議な館
一昔前のヨーロッパを舞台とした、山田マサミの脚本。
不思議な力を持つカットリッツー伯爵の館に訪れた主人公が、様々な神秘的な体験を経て、自分を見つめ直すというストーリーでした。
プロローグ当初の大道具・衣装などは、この物語に即して用意されています。
内容に触れる必要がある場合は、参加者の皆さんで自由に作ってください。

役職設定

【人狼陣営】
PC1:団長・黒林より、こっそり「君達、この物語の『黒幕』役ね」と指名されたメンバーです。
開演直前に知らされたのは、演じている中で訪れるであろう閃きに期待よせられたためなのかと。
同じ境遇にいるPC1と連絡を取り合い、精一杯、観客を魅了する『黒幕』役を演じてください。
PC2:エドルナが完全に降臨するため、集った人間の魂を紡ぐ『黒幕』です。
殺害が人為的なものなのか、それとも超自然的な存在の手によるものなのかは、『黒幕』であるみなさんにお任せします。

【村側陣営】
PC1:自分は『黒幕』役じゃないなー、と分かっている役者です。
PLに宿った能力を駆使し、殺害される被害者、『黒幕』役と対峙するサバイバーなど、様々な役を演じて舞台を盛り上げてください。
PC2:館に集った『エドルナの民』の信者及びその関係者です。
やがて命が狙われていることを悟り、生き延びるために動き出します。
時には、誰かを殺めてしまうこともあるかもしれません。
それが『黒幕』であれ、別の人間であれ。

【見物人(裏方)】
PC1:あなたは劇団さざえびの裏方です。
『エドルナの呪館』を最初から舞台裏の視点で見つつ、大道具小道具・衣装メイク・照明音響・その他雑用など、舞台の演出等裏方の仕事をしてください。
また、舞台裏で何か事件が起こったなら、公演に影響が出ないよう対応することも、裏方の役目です。

(各役職詳細)
ここではPC1の立場から見た役職を記載します。
『エドルナの呪館』内で役職をどのように活かすのかは、役者の皆さんにお任せします。

首無騎士【人狼陣営】に記した通りです。
占い師章の合間(1日ごと)に、1人の役者に対し、『黒幕』役か否かを知ることができます。
『黒幕』役が分かることで、役者としてどう動くべきかが見えてくるかもしれません。
降霊者役を終え、舞台から降りた人が『黒幕』役であったかどうかを知ることができます。
そして、うっかり見落としがちな演技(墓下での補完ロール等)も、見逃しません。
また、舞台から降りた役者を通じ、舞台裏で起こっている一部始終についても、おぼろげながら知ることができるでしょう。
※幽界トークができる人狼陣営と違い、見物人(裏方)の発言は見えない、また赤ログも見えない、ということに注意してください。
狩人『黒幕』役の殺害に対し、「ちょっと待った!」をかけられます。
この人にはいてもらわないと! と思う人物がいた場合は、『黒幕』役にその意図を伝えるきっかけにもなるかもしれません。
共鳴者相談なしの即興劇に不安を抱き、こっそり連絡を取り合っている役者達です。
今後の展開をどうするべきか等々、特定の相手と相談することができます。
人犬舞台に対する執着が人一倍強そうです。
『黒幕』役に襲われるシーンを迎えても、「もうちょっとだけ……」と、後1章(1日)粘るでしょう。
ここまでが、最低人数での役職です。以降、参加者数次第で増やす予定の役職になります
囁き狂人『黒幕』役が誰だか知ってしまった役者です。
一緒に相談することにより、『黒幕』役と連携した動きが可能となるでしょう。
《8月20日追記》囁き狂人については、必ずしも『黒幕』でなくてもよいものとします。
『黒幕』役である首なし騎士と相談し、より「エドルナの呪館」の進行に適した役割を演じてください。
少女こっそり『黒幕』役や連絡を取り合っている役者(共鳴者)の相談などを耳にすることができます。
相談している仲間の方針が分かれば、役者としてどう動くべきかの指針を立てることもできるかもしれません。
片想い「この人がいない舞台なんて……!」と、想い人が舞台から降りると、一緒になって舞台袖に向かってしまいます。
あなたと一緒にいられる時間が、なによりの宝物……。
鱗魚人殺害される演技に情熱をかけています。
『黒幕』役に殺害されるなら、もう最高!
「この死に様を見よっ!」とばかりに、観客を魅せる、素晴らしい死亡演技を披露しましょう。

処刑襲撃設定および指針

基本的にPC1の視点で処刑・襲撃を行ってください。
目的は、特別公演をやり遂げること。だから、より舞台が盛り上がる形を模索します。
ただし、PLの事情によりやむを得ない場合(バファリン・突然死の可能性が危惧される等)は、PL視点を優先してください。

処刑は、何らかの理由でPC2が死亡。
襲撃は、(直接的であれ間接的であれ)『黒幕』役によるPC2の殺害。

ここでは大雑把に上記の通りとします。

発言ルール

PL発言、PC1発言、PC2発言が混在するため、整理するために以下のような原則とします。

プロローグ・エピローグ・メモ・独り言・墓下ログ・共鳴ログ・赤ログ→『PC1』の発言。
進行中の表ログ→『PC2』の発言

PL発言(中身発言)は、中身記号(/*)を用いていただければ、メモ及び独り言で自由です。
※メモについては、別のPLに対する呼びかけなどについて想定しています。PCキャラ設定・ログイン情報等、一般的な基本情報については、中身記号にこだわりません。

また、ちゃんと伝えたい内容なのに、PC1のRPではどうしても言い換えが難しい……などの場合は、共鳴ログ・赤ログでのPL発言も中身記号(/*)も付すことで可とします。
(『演じる』、という立場において、PC1とPLはある程度近い位置にいると考えられるため、推奨はしません)

その他、劇中劇の役になりきり、独り言・墓下ログ・共鳴ログ・赤ログでPC2の発言を落とす場合、PC2であることが分かるような見出しをつけていただければと思います。
(例)『―場所・PC2名―』など。
これは、墓下での補完ロール(幽界トークを通じたやりとりを含む)などを想定してのものです。
この場合、『舞台上で演技が行われており、観客からは見えている、ないし察することができる』という前提にします。
ただし基本的に他の役者は見逃してしまうシーンのため、(余裕があれば)進行中の表ログでフォローできれば、一緒に演じている他の役者のみんなからも、行われている演技が把握できるでしょう。
(イメージとして、システム上エピロール後の「人」設定でログを読み返したとき、舞台上の物語が矛盾なく進行している形にできるとよいのでは、と考えています)

進行

プロローグ

黒林龍彦から、特別公演を即興劇でしのぐ旨を聞かされます。

役者の皆さんは、黒林龍彦から提示された設定『エドルナの呪館』を踏まえ、自身が演じるPC2のキャラクターを固め、提示し合いましょう。
ヨアヒム(キャスト:黒林龍彦)のキャラクター設定もあわせて作り上げておけば、団長はしっかり演じてくれるはずです。
PC2に縁故等があれば、(もちろん開演中にすり合わせることも可能でしょうが)ここで決めてしまうのも手です。
また、余裕があれば、館や儀式、『エドルナの民』のイメージや、序盤の進行などについて、事前にすり合わせを行うことが可能かもしれません。
※『エドルナの呪館』については、館の設備・エドルナの特徴などについて、現在ほとんど設定されていません。
もちろん、実はこんな外観でこんな部屋があった、こんな経典があってこんな儀式が行われてきた、など、進行中にどんどん作り上げていくことを推奨します。
ただ、プロローグの段階でドキドキするような設定が作られていれば、『エドルナの呪館』は現在のものと比べ、演じる上ではるかに魅力的な世界観になることでしょう。
プロローグにおいて、事前に本編詳細を参加者同士で話し合えることは、この村の特徴の一つです。

裏方の皆さんは、設定によって想定されるセットや道具・仕掛けなどを準備。公演に備えましょう。

プロローグが終われば、役者と裏方は(幽界トークがあるものの)基本的にバラバラになります。
双方やり残すことがないように……。
プロローグが大事な村だと思うので、この期間はリアルで最低3日は取りたいと考えています。

一日目

特別公演の幕開けです。
以降はエピまで、表ログ上でのPC1発言はなしとしますので、プロローグでの会話漏れがないように気をつけてください。

PC2(役者)の皆さんは、館に集います。
やがてエドルナ降臨の儀式が執り行われることでしょう。
第1章は駆け足になることが予想されるため、必要があればプロローグを0時半時更新とし、ここをリアルでほぼ3日間とすることも検討いたします。

裏方の皆さんは、役者の演技に合わせて演出を手掛け、劇の成功を助けます。
ただ……トラブルから始まったこの公演。舞台裏で起こっている事件は、果たして皆さんが行っている演出だけでしょうか?
もし、公演に支障をきたす出来事が起こっていたら、役者の皆さんが無事演じられるよう、その問題と対峙するのも裏方さんの役目です。

二日目

『エドルナの呪館』では、ヨアヒム(キャスト:黒林龍彦)が死亡します。
役者の皆さんは、いえ、役者の皆さんが演じているPC2の皆さんは、館で何かが起こっていると察し始めることでしょう。
『黒幕』が暗躍し、自分達の命を狙っている、と。
さぁ、惨劇の幕開けです。

舞台裏では、役を終えた黒林龍彦が裏方に回ってくれることでしょう。
裏方の仕事に慣れているかどうかは分かりませんが、きっと力になってくれるはずです。
(なお、黒林龍彦は皆さんで自由に動かし、キャラを作ってあげてください。ダミーはみんなで育てましょう)

三日目以降

惨劇は続きます。PC2達は次々に命を落としていきます。
この物語に終止符を打てるのは『エドルナの呪館』の世界に生きる、役者の皆さんだけです。

対し、PC2で死亡した役者の皆さんも、これで終わりではありません。
裏方に回って『エドルナの呪館』を舞台裏から支えましょう。
章を跨ぐごとに裏方の力は増していきます。舞台の役者がどんな演技をしても、きっとやり遂げることができるはず。
また、何か問題が起こっているならば、そちらに人員を割くことも容易になっていくことでしょう。
舞台上と舞台裏が一体となり、見事特別公演を成功に導いてください。

エピローグ

舞台上に残った役者さんが最後の演技を行います。
これを終えたところでスタッフロールを流すので、それまでは独り言・PC1発言はお控えください。
スタッフロールが流れたところで、公演は終了。独り言での中身発言も解禁です。
以降は、打ち上げ等、役者の皆さんもPC1(&PL)に戻って、自由にエピローグを楽しんでください。

こだわりについて

性暴・えろぐろについては、主に劇中劇『エドルナの呪館』について想定しています。
こだわりアイコンをつける以上、当然劇中劇以外での性暴描写を禁止とするわけではありませんが、「特別公演の成功」という目標を目指したRPを行ってください。

『エドルナの呪館』及び『舞台裏』のRPについて

・『エドルナの呪館』におけるRPについて
劇中劇の世界に入りきり、RPを行ってください。
例えば、役者であるPC1的には無傷でも、役(PC2)としてナイフで刺されるというシーンを演じたならば、『ナイフで刺され絶命した』となります。
役者がばらばらに動き多数のシーンが同時並行するなど、舞台で表現できない部分も、『うまく舞台上で演じられている』という前提にします。
その他、回想やト書きでの心理描写、NPCの登場などについても制限はありません(NPCについては、舞台裏の視点で見れば、裏方さんが役の代わりをしてくれているのか、それとも観客からは見えない・いない相手とやりとりしているのか、になると思われます)。
ですので、安心して『エドルナの呪館』の世界に息づく一人として、精一杯自分の生きるべき道を歩んでください。
きっとそれが、結果として観客を魅了する、「特別公演の成功」に繋がるはずです。

・舞台裏でのRPについて
ここでは、実はあのシーンはこんな演出で行われていた、というような、『エドルナの呪館』を別の側面で見た物語を作ってください。
舞台の上にいる役者さんは、『エドルナの呪館』の世界で生きているため、忠実に再現できないシーンも出てくることでしょう(人間の身体が真っ二つになる・館が燃える等)。
ただ、舞台裏の皆さんにとって、それは舞台の上での演技です。
役者のみなさんからムチャブリされるのは、信頼されている証! 位に考えて、出来る範囲で演出してください。
同時に、舞台裏の皆さんにとって、舞台裏は『劇中劇と対になるもう1つの舞台』、つまりみなさんは、特別公演中における劇団さざえびの奮闘を描く物語の、大切な主人公です。
劇中劇を演出するという行為は、(欠かせない要素であれ)その物語の一部にすぎません。
舞台裏でも、みなさんで思い切った物語を展開し、本編『エドルナの呪館』に負けないくらい、魅力的なステージを作り上げてください。
《8月20日追記》
なお、幽界トークのできない役者の独り言・共鳴ログ(PC1発言)と、舞台裏の墓下ログとの食い違いを防ぐ観点から、役者の登場の仕方(上手・下手から、もしくは奈落から登場など)や演出に関わる部分(舞台上での演出・PC1が着ている実際の服装やメイクなど)は、墓下ログを優先としたいと思います。
役者のみなさんは、そこについては、裏方の皆様に任せてあげてください。
逆に墓下からは読み取れない舞台裏での役者さんの様子(緊張してガチガチだ、等)については、役者さんを優先し、裏方の皆さんは触れないようお願いします。
双方が見えない部分のため、齟齬が出たり、逆にお互いが気を使いすぎてロールが回りづらくなることを防ぐため、このような整理にしたいと思います。

舞台設定(PC1に掛かる部分)

「村の目的」にある「現代日本、劇団さざえびの活躍を描く世界」の舞台設定になります。
少し長くなってしまいましたが、ざっと読んでいただき、こんな感じ、というイメージだけでも掴んでいただければと思います。
詳細な、もしくはここに記載されていない設定・設備については、出したもの勝ちで村の進行中に自由に作っていただけると嬉しいです。
不明な点がある場合も、進行中にやったもの勝ちで自由に調整していただきたいと思います(細かい舞台演出の実務などは企画人もよく分かっていませんし、一部RP村という状況を踏まえ、完全捏造より記載した部分もあります)。
ただ、「ここがよく分からない」というご質問や、「ここはあらかじめ決めておいて欲しい」などの要望がありましたら、できる限り修正・追記したいと思っていますので、コメント欄の方にご意見をいただければ幸いです。

―会場周り及び観客が出入りする部分―

双場(ふたば)地区
公演会場『双場シンフォニーホール』や劇団さざえびの本社(ビルのワンフロア程度ながら、舞台を意識した練習ができるくらいの広さはあり)などがある地区です。
明確な都道府県などはぼかしますが、地域の中では都市部に位置し、オフィス街や繁華街など様々な機能を内包しています。

双場(ふたば)シンフォニーホール
広い敷地を持つ双場公園に隣接した公立の多目的ホールであり、今回劇団さざえびが特別公演を行う会場でもあります。
地上3階地下1階建て(地下と3階はスタッフオンリーで、観客への一般公開はされておりません)ながら、演劇場としての機能が色濃いため、各階層の高さはかなり高めに造られています。
普段は大手劇団の巡回公演や、企業や公共団体が共催する企画公演など、比較的大規模な公演のみが行われています。
客席200席程度の中小劇場でのみ公演してきた劇団さざえびにとっては、憧れの舞台だったかもしれません。

●ロビー
双場シンフォニーホール正面入り口からチケット入場した観客が、最初に行き着くロビーです。
1階・2階が階段でつながっており、各階に劇場内への入り口が多数備わっています(入り口は防音のため二重扉)。
公演待ちの観客がくつろげるよう、簡易なテーブルやソファーが備えられており、ドリンクや軽食・関連グッズなどを購入できる売店が存在しています。
なお、ここでの入場対応や売り子などは、基本的に双場シンフォニーホールの職員があたっています。

●劇場内(客席)
1階・2階あわせて1,853席を誇る、国内でも大劇場に部類する大ホールです。
2階客席部分があるものの、1〜3階は吹き抜けのつくりとなっています。
開演前に客席側から舞台を見れば、緞帳[外部リンク](幕)により遮られた舞台の両脇に多数照明が設置されたやぐらや、壁に埋め込まれた音響スピーカーなどが見えるはずです。
逆に、公演中の舞台から見れば、プロセニアム(舞台の枠縁)を隔てて、これまでの劇団さざえびの公演時とは比較にならない、高い天井と深い奥行きを持つ観客席が目の前に広がっていることでしょう。
その他、客席後方から舞台を照らすライトや、3階部分正面に並ぶガラス張りの舞台照明室と舞台音響室が確認できるはずです。
もちろん、暗がりの中に並ぶかつてない規模、1,800人以上の観客の視線も……。

―舞台裏について―

●舞台袖
舞台の両脇、観客から見て右側(上手)と左側(下手)のスペースです。
場面変換などに使う舞台装置・大道具などが収納されているほか、出待ちの役者が控える場となります。
また、舞台下(奈落)や3階につながる階段、楽屋や搬入口につながる通路も、この両脇に備わっています。
なお、下記の舞台機構操作室は、この下手側に設置されています。

●舞台奥
客席から見て、舞台のさらに奥(裏)側に位置するスペースです。
基本的に舞台袖と同様です。
回り舞台(円形に切り取られた舞台中央をグルリと回すことで、表側のセットと裏側のセットを入れ替え、場面変換などを行う舞台装置)などを用いて登場する場合は、役者もここでスタンバイを行います。
なお、舞台袖の上手と下手を行き来する通路の一つとしても用います。

●舞台下(奈落)
舞台の真下に位置する、地階のスペースです。
昇降装置([外部リンク](セリ)とも呼ばれる)により、下からせり上がる形で背景セットを出し入れしたり、役者が舞台下から登場することで、インパクトある演出を行ったりすることができます。
上手と下手を行き来する通路としても使用できますが、背景セットがまるまる収まるほど深い場所なので、階段の上り下りは大変かもしれません。

●舞台天井(屋棟・フライタワーとも呼ぶ)
観客からは見えない、舞台セットのさらに上に位置するスペースです。
簀の子状(格子状)の足場があり、舞台を真上から一望できます。
この格子状の足場に、バトン[外部リンク]と呼ばれる長い横棒が吊り下げられており、そこにさらに照明器具や背景セットなどが吊り下げられています(吊りもの、とも呼ばれるそうです)。
これを用いることで、セットを上から投下する形でシーンを切り替えるなど、さらにインパクトある演出が可能です。
3階からこの屋棟に出ることが可能ですが、背景セット2つ分よりさらに高い位置にある空間であり、何らかの理由でここにくる必要がある場合、高いところが苦手な方は少々怖いかもしれません。
ただし、体にワイヤーを巻くなどして、役者が舞台の上から登場・上に退場する、という演出は可能ではあるはずです。

以上、舞台袖・舞台奥・舞台下・舞台天井が、セットや役者の入退場の場となっています。

●舞台機構操作室・舞台照明室・舞台音響室
公演中の舞台上において、直接的に大きな影響を及ぼす舞台機構(舞台に備わったカラクリ)・舞台照明・舞台音響を操作する専用室です。
共通事項として、この3室には多数のモニターが備わっており、各操作室及び舞台袖等の舞台裏の様子を確認することができます。
また、この3室での操作は、それぞれプログラムを組むことにより、ある程度1室から同時制御が可能です。

(例)舞台機構操作室から、あらかじめプログラムを組まれた場面変更の操作(舞台袖からのセットのスライド)を行う
舞台袖からセットが移動してくると同時に、コンピューター制御により自動的に照明が変化し、定めれらたサウンドエフェクトが流れる など

これにより裏方が少ない劇団さざえびでも、台本どおり進む限り(各部屋すべてに人がいなくてもあらかじめ組まれたプログラムを駆使することで)公演は可能なはずでした。
アドリブ劇となった今回では、これだけでは対応することが難しいと予測されますが、序盤や人手不足となった場合は、このやり方で乗り越えることができるかもしれません。

・舞台機構操作室
舞台下手にある、舞台機構を操作する小部屋です。
舞台天井(屋棟)からのセットの投下、舞台袖からのスライド、舞台下(奈落)からのせり上がりなど、舞台に備わった装置を駆使し、シーンの切り替え・特殊演出などを行います。開幕・閉幕などの幕操作もこちらです。舞台演出の根軸を動かす重要な役割ですが、操作自体は各仕掛けのオン・オフを押しボタンで行うシンプルな仕組みとなっています。

・舞台照明室
3階・客席上の後方から舞台を一望できる位置にある、照明操作の心臓部です。
ステージ全体を照らすライト(地明かり・ボーダーライト)や天井や客席側から対象をピンポイントで照射する明かり(スポットライト)、舞台天井から吊るされた演出用照明(サスペンションライト)などの、色・濃度や明るさ(明度)・角度などを操作し、光の演出を担当します。
プログラムを組んでいない部分については、単純な照明装置のオン・オフに加え、明かりの色や明るさ・角度などをツマミの操作で調整していく必要があります。

・舞台音響室
舞台照明室に隣接している、音響操作の中枢です。
用意した、もしくは随時作成した音を用いて、舞台の動きに合わせた効果音演出や、場合によってはシーンに応じたBGM演出などを行います。客席での反響や残響などを考慮して、どこにどう音が聞こえるのか、を意識した、音響調整も役割です。
客席に設置された集音マイクとつながった専用のイヤホンを用いれば、劇場空間の音を確認でき、ボリューム調整等も容易に行えます。
ただしその場合、下記のインカムによるやり取りとの調整は必要となるでしょう。
舞台照明室とはクリア盤で区切られているため、隣に人がいる場合には、相手の動きや姿を確認することができるでしょう。

●やぐら
舞台の左右両脇・幕が下りている状態でも客席から確認できる場所に設置されている照明塔です。
やぐらの各段には多数の照明器具が設置されており、最上段にはとりわけ大きなスポットライトが設置されています。
舞台照明室からも遠隔操作が可能ですが、舞台上を動きながら演じている俳優をスポットライトで追いかける等、緻密な操作が必要となる演出の場合は、やぐらの上から手動で操作する、などの演出が必要となるかもしれません。

●楽屋(控え室)
公演前に出演者や裏方のみなさんが使用する控え室です。
大部屋と複数の小部屋(個室)があり、公演前の着替えやメイクなどもここで行われます。

●搬入口
双場シンフォニーホールの裏口です。
舞台セットを搬入する必要があるため、トラック1台まるまる入る程度のスペースがあります。
なお、公演関係者が館内に入る楽屋口も兼用しています。

●インカム
空間的な設備ではありませんが、通信設備として用いるイヤホンマイクです。
舞台裏では、このインカム(実況中継のアナウンサーやコールセンターの対応係の方が頭につけているようなものを想像してください。一例としてはこのような形[外部リンク]です)を通じて離れた仲間とのやり取りが行えます。
伝えたいことがある場合は、通話スイッチを入れながら喋ることで、同じチャンネルにいる相手全員に声が伝わります。
これにより、各操作室で演出のタイミングを把握したり、トラブル対応時の連携をはかることが可能です。
基本的に全体チャンネル(インカムをつけた人全員に伝わることを前提としたチャンネル)に設定されていますが、個別に話をしたい場合などは、お互いが別のチャンネルに切り替えることで、個人的なやり取りをすることも可能です。
ただし、チャンネルを切り替えているため、その間は全体チャンネルのやり取りは聞き取れませんので注意してください。
(村のシステム上、秘話を使う、というわけではありません。あくまでロール上での識別になります)
電波がつながる範囲は、双場シンフォニーホール周辺までですので、何らかの理由で会場から遠出する場合には、インカムは使用できないものとします。
なお、うっかりインカムをつけたまま舞台に出てしまうことを防ぐため、劇団さざえび内では役者がインカムを使う場合、公演が始まる前に外し、裏方にまわってから装備する、というルールになっています。

参考

PC1、特に裏方希望の方や、舞台から降りた後の役者の方が参考となるリンク先を紹介します。
ざっと目を通しておくと、イメージがわいて、実際に参加された際にRPがしやすくなるかもしれませんが、 必読ではありません
企画人として、専門用語の使用や専門知識の所持を求める意向は一切ありません(というかぶっちゃけ企画人も詳しくないです!)。
むしろ、一般的にあまり使われない専門・業界用語を使う際は、知らない方も一緒に楽しめるように、初出の時に(括弧書きなどで)簡単な補足説明をしてもらえたらいいな……くらいに思っています。
なので、準備期間の長い村において、気が向いた時にのんびり眺める、より村を楽しむための『参考』資料、としてとらえていただければ幸いです。

・wiki pedia『劇場[外部リンク]
会場は、一般的なプロセニアム型(リンク先最初の画像イメージ)を想定しています。
『2.6プロセニアム型』『3用語』『4舞台設備(4.1舞台機構)』などがお勧めです。
・同『舞台照明[外部リンク]』『舞台音響[外部リンク]
上記『劇場』にある『4.1舞台機構』と、こちらの『舞台照明』『舞台音響』が、演出では大きなウエイトを占めると思われます。
・シアターリーグ『舞台・演劇用語[外部リンク]
演劇系情報サイト、シアターリーグ様に設置されている用語集です。
役者さんが使う業界用語も多数揃っていて、普通に読んでいて面白い言葉もたくさんあります。
右脇のカテゴリー検索がけっこう便利。

参加募集

参加募集はキャラチップ(議事セット[外部リンク]』)による予約制です。
使用キャラクターが未定の方は、「場所確保」などでもかまいません。
山田マサミ役(ないしそれに相当する脚本家役)を演じてみたいという方がいた場合、(ウィキの内容に変更があった場合修正する必要があるため)その旨を記した上で見物人(裏方)の方にCOしてください。
なお、プロローグでは、PC1同士互いの縁故などを築く時間は少ないと思われます。
前もって情報を得ていたほうがよいと思われるため、参加者の皆様が使用するキャラチップがある程度固まってきたところで、別途キャラクターページを作成し、開始前にキャラ・縁故等を把握できるようにしたいと考えています。

《8月2日追記》キャラクターページ(こちら)を立ち上げました! 詳細はこちらに。
・本編参加(役者)希望の方
NOキャラ名PC1名開始時期について備考
ダミーヨアヒム黒林龍彦ダミーの団長になります
01(女性)おそらく大丈夫ですキャラ決めてないけど性別だけ。
02マリアンヌ11月でしたら大丈夫っぽいですお邪魔してみます
03未定現予定より早いほど助かりますおもしろそうですね!
04グロリア朝霧あずみ11月大丈夫ですずさっとお邪魔します。
05ボリス堀川哲弥村立て・開始ともに11月に入ってからの方がありがたいです…とりあえずよろしくお願いします
06ラルフ狩谷狼助仮決定確認しました。大丈夫です。お邪魔します。キャラ変えました。
07未定見切りですが現状問題ありません。お邪魔します。
08セシル愛島四季11月でしたら問題ありませんお邪魔致します
09クリストファー栗栖功現予定かその周辺なら無問題です。お邪魔します。
10未定恐らくは問題なしです見切りでお邪魔します!
11アイリス11月なら問題なしです見切りですが暫定!
12テッド和行 帝11月上旬なら大丈夫です。見切りですが失礼します。
・見物人参加(裏方)希望の方
NOキャラ名PC1名開始時期について備考
01イアン11月ならたぶん大丈夫。前半の方がありがたいかも裏方にて失礼します。キャラは暫定ってことで
02ピッパ白井日和その前後ならおそらく大丈夫ですやっぱり裏方の方でと思いスライドしました!
03未定11月上旬、大丈夫です山田マサミ役を演じてみたいのですが今からでも立候補大丈夫でしょうか?
04
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