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- 1 (2007-02-01 (木) 20:48:40)
[B1/577 楽園の瑕] †
村のログ
http://www.juna.net/game/wolf4/room/577/index.html![[外部リンク]](image/external_link.gif)
あらすじ †
時は19世紀末。アイルランドでジャガイモ飢饉により多数の餓死者が出た僅か後。ヨーロッパで、アメリカへの移民が急増している時代。
一艘の貨客船がイギリスのリバプールを出航し、ニューヨーク経由でニューオリンズを目指していた。
乗っているのは、わずかな家財道具を持って希望の土地アメリカでの新生活を始めようという移民たち、東部から中西部を目指す人。あるいは、ニューオリンズから船を乗り継いでパナマ地峡を越え、アメリカ西海岸で金を掘ろうという山師たち。
そんな夢や希望を抱く人々を乗せた「Conquest of Paradise」号はフロリダ半島沖でハリケーンに遭遇し、座礁する。
嵐の中で多くの船客が命を失う中、ボートで、はたまた木ぎれに掴まり、十二人の生き残りたちは漂流の末、とある島に流れ着く。そこは周囲を環礁で囲まれた美しい火山性の無人島だった。
互いに協力しあい、その島で生き抜いていく決意をした彼らだったが、十三人目の生き残り、アーヴァインがその姿を現した時、身の毛もよだつ惨劇は幕をあける。
コンセプト †
無人島でサバイバル生活をし互いに信頼関係を築きながら、同時に一週間に一度の赤い月の夜、人狼を退治するため誰かを殺害する。
投票をすればいつの間にか処刑されてる、という体裁ではなく、処刑投票した者＝殺害行為者。信頼を築いた者を自らの手で殺めることができるのか、その葛藤と誰も無縁でいられない。
非まとめ役制、セオリーを理由とした処刑の禁止により、処刑対象を選ぶ理由を自分自身の中から見いださなければならない。
これらの規定により、ともすれば冷淡で機械的に扱われがちな人狼における処刑を情緒的に演出する。
詳細は「無人島でサバイバー村企画」?に。
- 編成:試験弐型 12人村の狂信者あり
村村村村村村占霊守狂狼狼
- 人狼用語禁止・非まとめ役制のRP村
- 自由投票による処刑
- 投票した者による殺害RP
- 親密設定推奨
親友や恋人、肉親など命をかばえるほど親しい人を一人設定段階で決めることを推奨していました。
キャスト †
| 姓名 | 性 別 | 年 齢 | プレイヤー | 備考 |
| シャーロット･ランデル | 女 | 18歳 | sora? | 貿易商を営む子爵家の娘 |
| グレン･マコーミック | 男 | 20歳 | riz? | 子爵家の小作農の農夫 |
| ハーヴェイ･ホワイト | 男 | 20歳 | mashiro? | 篤志家の支援を受け役人を目指す学生 |
| ルーサー･ウェイン | 男 | 34歳 | turugi? | 人狼騒動の記憶から逃れ旅する牧師 |
| リック･ハリスン | 男 | 11歳 | uboah? | パニックを起こしやすい少年 |
| ソフィー･アーレット | 女 | 20歳 | yuru? | 婚約者と破局し傷心旅行中の元記者 |
| キャロル･ジョンソン | 女 | 25歳 | Kaede | 恋人を追い船に乗った踊り子 |
| ヘンリエッタ･クロムウェル | 女 | 8歳 | kunugi? | 二重人格の少女 |
| ギルバート | 男 | 20代 | rune? | 一攫千金を夢見る流れ者 |
| クインジー(仮称) | 男 | 不明 | leeha? | 死刑執行人と呼ばれる殺し屋 |
| アレッサンドロ･ナサ･ニエル | 男 | 27歳 | puti? | 世界を旅する冒険家 |
| ヒューバート･マクマナス | 男 | 33歳 | Fox | 赤い月に魅入られた画家 |
登場人物の詳細 †
- ケイブホ・アーヴァイン
| 年齢 | 44 |
| 経歴 | 若い頃、ジャガイモ飢饉で故郷の村は壊滅的な被害を受けた。餓死者が多数出る中で人狼騒動に遭遇。その騒動で生き残った経験から人狼を極度に恐れている |
| 関係 | 特筆する人間関係なし |
| 目的 | パナマ地峡を越えてアメリカ西海岸へ向かう途中。カリフォルニアで金を掘り一山当てるつもり |
| 技能 | 白兵戦闘や警備 |
- シャーロット・ランデル
| 年齢 | 18 |
| 経歴 | 貿易商の娘として生まれる。裕福な家庭で育ち、暮らしに不自由したことはない。屋敷での窮屈な生活に嫌気がさしている。 |
| 関係 | 父と母が船に同乗している、ヘンリエッタを妹のように可愛がる |
| 目的 | 新事業の開拓のために貿易商の父と共に家族で移民。 |
| 技能 | 裁縫、謎料理、読書で得た知識〔占い師、食べられるものの判別〕の披露 |
- グレン・マコーミック
| 年齢 | 20 |
| 出身 | スコットランド南西、ダムフリース地方の寒村、ノックビル |
| 経歴 | 貧しい小作農の家に生まれる。子供の頃から貧農の餓死を目の当たりにしてきた。学校へ行ったことはなく、教会で文字を教えてもらった。 |
| 関係 | 幼い頃からの親友、ハーヴェイと友好関係。シャーロットの家はノックビル近辺の不在地主。キャロルとも過去に面識がある。 |
| 目的 | アメリカ中西部で農夫として働く予定。自分の土地を持って農園経営が夢。 |
| 技能 | 農作業 食物知識 食品加工 大工 |
- ハーヴェイ・ホワイト
| 年齢 | 20 |
| 経歴 | イギリスの地方の貧しい村の出で役人になるために上京と共に勉学に勤しむ毎日だったが試験に落ち新天地での生活に期待を寄せて船に乗った。 |
| 関係 | グレンと親友関係。シャーロットは都市での生活の中で見たことがあるという中での憧れ。 |
| 目的 | 新しい土地での新しい生活 |
| 技能 | 迷子 ドジ ヘタレ |
- ルーサー・ウェイン
| 年齢 | 34 |
| 経歴 | ある村で無免許の医業をしていたが、人狼事件による村壊滅を機に牧師となる。その後、各地を転々とし、今回新たに作られる教会へ赴任するために船にのった。 |
| 関係 | 今回の旅立ち以前に親しくしていたリックの叔母から、リックを親元に届けるように頼まれる。 |
| 目的 | 新しい教会へ移動。 |
| 技能 | 無免許医時代の経験による医療知識。（危うい） |
- リック・ハリスン
| 年齢 | 11 |
| 経歴 | ニューヨーク近郊の叔母の家で、リック(とウェンディ)は育てられた。母親は死去。父親はニューオリンズで一人暮らし。 |
| 関係 | 叔母が、ニューオリンズまでのリックの世話をルーサーに頼んだ。リック本人は目付け役が居る事を嫌がっている。 |
| 目的 | ニューオリンズに居る親父のところへと。ウェンディは留守番。 |
| 技能 | 悪戯、悪のり、悪ふざけ。 |
| 性格 | 人見知りが激しいが、生意気な悪ガキ。気分屋。飽きっぽい。パニックに陥りがち。 |
- ソフィー・アーレット
| 年齢 | 20 |
| 経歴 | NY州で両親と暮らしていた。記者として働いていたが、恋人（ラッセル）と婚約し退職。しかし、その後ラッセルは自分の前から姿を消す。ラッセルをなかなか忘れる事ができず、彼を忘れる為に旅に出る。 |
| 関係 | ナサニエルに惹かれつつあったが、自分と彼の違い（犯した罪）に直面し、同じ匂いのもつギルバートと深い関係になる。 |
| 目的 | 傷心旅行 |
| 技能 | 紅い月について取材経験あり。ある程度の知識は持っている。文章書き得意。よく怪我をする。 |
- キャロル・ジョンソン
| 年齢 | 25 |
| 経歴 | ロンドンの場末の酒場の踊り子。昔の恋人が、夢を諦めきれずにアメリカへ渡ると風の噂にききつけ、慌てて後を追いかけている。 |
| 関係 | 10代の頃ヒューバートの恋人兼、絵のモデルもしていた親密関係。他にシャーロットの父、グレンと面識がある |
| 目的 | 昔の恋人を探すこと。 |
| 技能 | 踊り・歌・編み物 |
- ヘンリエッタ＝クロムウェル
| 年齢 | ８歳 |
| 経歴 | 両親が忙しく極度に放置＆躾に厳しかったらしく二重人格。極端に子供っぽい人格と大人びた冷静な人格を持つ。子供時は「エッタ」、他人格は「わたくし」で一人称使い分けてます |
| 関係 | シャーロットが島であって初めて優しくしてくれたお姉さん |
| 目的 | 旅行（両親の事業視察にくっついてきた） |
| 技能 | 人好き。割と誰にでも懐く |
- ギルバート
| 年齢 | 20代後半 |
| 経歴 | リバプールから乗船した模様 |
| 関係 | 親近関係は無さそう。 |
| 目的 | 新大陸で一攫千金を夢見る。 |
| 技能 | 不明 |
- 「クインジー」（本名不明）
| 年齢 | 不詳。（13歳の時の「初仕事」以来、殺した者の数は1000人を下らないという噂） |
| 経歴 | ロンドンのスラム街出身。「死刑執行人」の二つ名を持つ殺し屋。資産家同士の利権争いから革命の為の政治家暗殺まで、仕事の種類は選ばないという。 |
| 関係 | 特に仲の良い相手はいないが、子供を殺すことには多少の躊躇が生まれるらしい。 |
| 目的 | 逃亡（？）行方の知らぬまま船に乗り込んだところ、今回の騒動に巻き込まれた。 |
| 技能 | ナイフ、銃の扱い、殺し（←特技…？）「目的」を果たす為なら「手段」は選ばない。 |
- アレッサンドロ・ナサ・ニエル
| 年齢 | 27歳（２世代目イタリア系アメリカ移民） |
| 経歴 | 冒険家。いろんな事に首を突っ込む。 |
| 関係 | 嗚呼、ソフィー。ナサニエルはどこへ行く？それは本人にも分からない。うあっ、もう行く場所が・・・無い（笑） |
| 目的 | ひとまずヨーロッパ探検を終えたため、アメリカへ戻ってきた。 |
| 技能 | サバイバル全般（役に立ちそうで立たないものばかり） |
- ヒューバート・マクマナス
| 年齢 | 33歳(心は永遠の20歳) |
| 経歴 | イギリス出身、画家を志して上京するが、夢破れ美術商に。今回は画家としての再起狙い |
| 関係 | キャロルは絵のモデル兼恋人だった。シャーロット（正確にはアーノルド）との面識あり |
| 目的 | 絵の題材探し |
| 技能 | 絵画（異常に早いが突っ込まないで下さい）、美術品鑑定、火のつけ方を覚えた |
島の全景 †
島の地理 †
| 区域 | 地 形 | 設備･施設 | その他備考 |
| A | 平地 | バンガロー,広場,川,広い砂浜,畑 | 定住地 |
| B | 丘陵地帯 | 洞窟,北西の森,泉,小屋,断崖,墓地 | 最初の定住地 |
| C | 山岳地帯 | 山,鉱物採掘地 | 島最高峰の山が聳える |
| D | 山のある岬 | 砂浜など | 漂流物が発見された |
| E | 森林地帯 | 狩り場 | ハーヴの逃げた島がある |
| F | 西の環礁 | 漁場の岩礁 | ルーサー漂着地点 |
| G | 北の環礁 | 特になし | グレン･ハーヴ漂着 |
| H | 東の環礁 | 特になし | 特になし |
| I | 南の環礁 | 特になし | イルカ目撃ポイント |
毎度おなじみのセリフです。
自警団長 アーヴァイン [プロローグ]
なんだ……まだ集まってないな。
今のうちに、見回りに行ってくるか……。
ネタバレ †
キャスト †
| キャラ | 役 職 | 結 果 | プレイヤー | コメント |
| 村長の娘 シャーロット | 人狼 | 生存 | sora? | 木漏れ日の記憶? |
| 農夫 グレン | 村人 | 生存 | riz? | |
| 書生 ハーヴェイ | 村人 | 死亡 | mashiro? | |
| 牧師 ルーサー | 霊能者 | 死亡 | turugi? | |
| 双子 リック | 村人 | 死亡 | uboah? | |
| 新米記者 ソフィー | 守護者 | 死亡 | yuru? | |
| 踊り子 キャロル | 村人 | 死亡 | Kaede | 喪失の記憶? |
| お嬢様 ヘンリエッタ | 村人 | 死亡 | kunugi? | |
| 流れ者 ギルバート | 狂信者 | 死亡 | rune? | |
| お尋ね者 クインジー | 占い師 | 死亡 | leeha? | |
| 冒険家 ナサニエル | 村人 | 死亡 | puti? | |
| 美術商 ヒューバート | 人狼 | 生存 | Fox | |
登場人物・他 裏設定 †
- グレン・マコーミック
【出身地】
スコットランド南西、ダムフリース地方の寒村
ノックビル
【家族構成】
祖父、祖母、父親、母親、妹フローラ他親戚
【主な出来事】
７年前（13歳時）ランデル子爵家の敷地に入り込み、シャーロットと初めて出会う。
詩を巡る言葉のやりとりから彼女に仄かな憧憬を抱くようになり、また知識への欲求が
生じる。
この頃から熱心に教会に通うようになる。
６年半前、ノックビルは深刻な飢饉に見舞われ餓死者も数多く出た。祖父がランデル子爵の
馬車に直訴する記憶はこの頃の事。村を襲う飢餓はより深刻になり、飢餓から逃れようと人
間を殺して食べる者が現れる。
このことは、人狼事件として取り上げられ、牧師を中心に人狼狩りが行われることになる。
６年前（14歳時）、この人狼騒動で祖父、祖母、母親を喪う。更に人狼疑惑をかけられた
妹フローラを「他の人に処刑されるよりは」と自らの手にかける。
この頃、キャロルは村を離れる。
（キャロルがモデルをしていたのは１０代という設定から）
人狼騒動の傷から立ち直ろうと村に残された人々の努力が始まる。
しかし、一人、二人と徐々に村を離れる人間が増え、過疎は進んでいく。
ハーヴェイもこの時期村を去る。
１年前、領主ランデル子爵家と農民たちとの間に話し合いが持たれ、移民に際しての負債の
清算や財政的支援についての取り決めがなされる。
ノックビルの一割の人間がこの取り決めによりアメリカに移住することになり、グレンも
その中の一人として出立する。
【本編開始後の裏事情】
ニューオリンズで農作業に従事することにしていたグレンとその父だったが、父はアーヴァ
インから金の採掘の話を聞き興奮。元々山っ気のある人らしく、金を掘りに西部へ向かうと
言いだし、どちらかといえば堅実なグレンと喧嘩になった。
（仲違いしたままの別離をどこかで表現したかったものの、アーノルドの死を演出したこと
でこの話題がシャーロットにとってのやぶ蛇になるのをおそれ本編では語らず）
餓死者が出ることで派生した人狼騒動で肉親を喪ったグレン。今回の人狼騒動をきっかけに
ランデル子爵家に復讐をするつもりだったらしい。出会ったシャーロットが純真に見えた
（実際は魔王だったけど！）のでためらいが生じ、クインジーの告発で逆に擁護するような
スタンスに。いろいろ屈折してる。
無垢な令嬢シャーロットにではなく(人狼としての)苦悩と忌むべき経験を背負ったシャーロット
に惹かれていた。言葉の端々に彼女を人狼ではないかと感じているニュアンスが出てるかも。
（火をくべる時のロッテの横顔の美しさに魅入られるのを畏れたというような描写などで）
- シャーロット・ランデル
【出身地】
イングランド南東部 ロンドン
ノックビルの村の領主でもあり、そこに別荘がある。
【家族構成】
父、母（共に死亡）養父アーノルド、養母エレノア、屋敷にはメイドのネリー他召使い
【主な出来事】
人狼の両親の間に生まれた生まれながらの人狼。
両親につけられた人狼としての名はベアトリーチェ。
ヒューバートは人狼は病であるといっていたのでおそらく両親はもともと人間で、
後天的に人狼になったものと思われます。
人狼同士の子供である者だけが生まれながらの人狼になれて、
そういう意味ではシャーロットは人狼としても珍しい部類に入る。
教会は秘密裏に人狼退治を行っていて、シャーロットは両親を教会に殺される。
そして自分自身も追われる身となり、
教会から逃げるため、狂信者のランデル子爵家に庇護を求める。
ランデル子爵家はこれまでも支援をしてくれていたので、
物心付くころからアーノルドのことは知っていた。
これは５歳くらいの時の出来事。
この時点からシャーロット・ランデルと名乗るようになる。
教会から逃げるため、家の中に閉じ込められるように暮らしていたが、
それが嫌いで外の世界に憧れを抱いていた。
グレンと出逢い、彼に仄かな憧憬を抱き、
彼が自分を連れ去ってくれればいいのにと思うが、
このまま会い続ければ自分がいつか彼を殺してしまうことを予感して
想いが強くならないうちに二度と会わないことを決意する。
アメリカに移住することになったのは、
いままで人を食べてもアーノルドがもみ消してくれていたが
さすがに隠し切れないところまできてしまい、教会の追っ手が迫ったから。
本編開始後、非情な人狼であったシャーロットだが、
グレンのことを愛するうちに、人狼と人間の狭間で揺れ動くこととなる。
二人で生きていくことを願うが、自分は人狼であるためそれは叶わないと知り、
愛する彼を生かすために何度も自分を殺すように、と頼む。
結局、それすらも叶えられず、彼と心中することを選ぶ。
【没設定とか】
教会に両親を殺されたので教会とそれに関係するもの（牧師とか）を恨んでいる。
なのでルーサーと敵対関係を結ぶはずだったのですが・・・がっくし。
生まれながらの人狼という珍しい人狼であるからか、
人を魅了することの出来る目を持っている。
その目を使ってランデル家に取り入ったとしようと思ったのですが、
それで本編で嫌われ者なら矛盾よねーと思い断念。
でも実際魔王呼ばわりされてたのであってもよかったかな？
- 詩
『無垢の予兆 -Auguries of Innocence-』William Blake
・二週目(ゲーム単位で二日目)にシャーロットが諳んじていたのは
この詩の一番初めの部分。
To see a world in a grain of sand
一粒の砂にも世界を
And a heaven in a wild flower,
一輪の野の花にも天国を見るために
Hold infinity in the palm of your hand
手のひらにも無限を握り
And eternity in an hour.
ひとときにも永遠を握れ
・五週目にグレン回想で出てくる一節は同じ詩の後半部分より。
人狼に関係しそうな内容部分を選択。
Every Wolf's&Lion's howl
狼や獅子の咆吼は
Raises from Hell a Human Soul.
人々の魂を地獄より浮かび上がらさん
The wild deer, wandr'ing here&there,
野生の鹿はそこかしこを彷徨し
Keeps the Human Soul from Care.
人々の魂を安んじる
The Lamb misus'd breeds Public strife
虐待さる仔羊は争乱の元となろうとも
And yet forgives the Butcher's Knife.
なお肉屋のナイフを許す
- 絵画
ヒュー先生が描いた人狼絵画コレクション。
【作品No.01 『紅い月の下』 生き残っている十人】
紅い月の下に、十人が思い思いの姿を取っている絵。
―ヒュー先生のコメント
紅い月まんま、という事で狂気ネタの伏線です。
死んだ人を毎回毎回黒絵の具で塗りつぶす演出とかも考えてましたが、
出来ませんでした。ショック。
【作品No.02 『牧師と少年』 ルーサー＆リック】
砂浜で歩くルーサーとリック。２人は手を繋いでいる。
―ヒュー先生のコメント
ルーサーとリックの信頼関係と、
２人とも人間であるという伏線を張ってます。
場所が砂浜なのは最初の死者（アーヴァイン？ そんな人いましたっけ？）
と、この島での２人の行動開始が砂浜であった事と掛けてます。
【作品No.03 『対峙する２人』 ソフィー＆クインジー】
川を挟んで対峙するソフィーとクインジーを描いている。
―ヒュー先生のコメント
川なのは、ソフィーが一番最初にこの島での水源を発見してたからです。
【作品No.04 『風の流れに』 ギルバート】
丘の上にギルバートだけが描かれている(この時の死者は彼のみ)。
―ヒュー先生のコメント
丘の上、なのですがこれは元から考えていました。
他の死亡者が人間でしたら、その人は丘の下に配置する予定でして。
距離はあるが、これもまた容易に距離を詰められる。
よって２人とも人間。
更に、ギルバートは高い所にいて見回している＝より多くの情報を得られる
位置にいる。
つまりは能力者（実際は狂信者ですが）の暗喩です。
【作品No.05 『草原の踊り子』 ヘンリエッタ＆キャロル】
草原で抱き合うキャロルとヘンリエッタの絵。
―ヒュー先生のコメント
２人が抱き合ってる、というのは当然ながら両方とも人間という事。
草原なのは、２人ともフラットな位置にいる意味で両方とも無能力者という
事です。
【作品No.06 『愛破れて』 ハーヴェイ＆ナサニエル】
森の中、雨に濡れながら背中合わせに立つ２人。
【作品No.07 『紅い月』 グレン＆シャーロット】
崖の先端から手を握り合う２人。
その上には輝き続ける大きな紅い月。
【番外 『自画像』 ヒューバート】
頭にはニワトリが乗り、パンダに平手喰らってるヒューバート（ネタ）
人物相関図 †
【『楽園の瑕』相関図 】
ハーヴェイ─[庇護愛]→ヘンリエッタ―[思慕]→ギルバート─┐
｜｜ ｜｜ ‖ ｜
┌──｜｜──[親愛の情]───┘｜ [恋愛] ｜
｜ ｜｜ [親愛] ‖ ｜
｜ ｜└──[親友]────┐ ｜┌─ソフィー [恋敵の友情]
｜[片想い] ├┐｜｜ ↑ ｜
└┐ ｜┌─[高嶺の花・愛憎]┘｜｜[不信] └[失恋]┐ ｜
｜ ↓↓ ｜｜｜ ｜ ｜
シャーロット＝[破滅を導く恋]＝グレン←─[殺意]──ナサニエル
｜｜ ↑｜｜
｜└──[心中愛]────┘｜└[衝突と理解] ルーサー
｜ ｜ ↓ ｜
[知人]─────┐ [仄かな憧憬] クインジー─[庇護愛]
｜ └────┐↓ ｜
ヒューバート＝[再会そして愛]＝キャロル─[親愛]─リック←┘
別冊 楽園の瑕 †
楽園の瑕参加者によるショートストーリー。
engage? 著:シャーロット(ID:sora?) †
シャーロットの書いたナサ、ギル、ソフィーの恋愛模様。
指輪を巡って恋の火花が散る。
もしもこんな事があれば、という仮想の出来事を綴っています。
木漏れ日の記憶? 著:シャーロット(ID:sora?) †
シャーロットとグレンの出会い。そして二人の恋の結末。
楽園の瑕本編で出てくるエピソードと設定を踏まえ、シャーロットの視点から物語が綴られています。
喪失の記憶? 著:キャロル(ID:Kaede) †
キャロルの過去のエピソード。
故郷を離れた理由。ヒューバートとの出会いと別れ。
キャロルの人物設定をより深く知ることができます。
カウンターテーブル? 著:クインジー(ID:leeha?) †
殺し屋クインジーの過去のエピソード。
バーでの男女の会話。ハードボイルドです。
月に満ちる時の狭間で? 著:グレン(ID:riz?) †
グレンとシャーロットの無人島での一日。時期は最終週(たぶんエピの行間)。
本編ではあまり描かれることのなかった、日常が描かれています。
コメント †
- 魔王ロッテ様の小説読みましたよ。更に続く！熱い展開が…っ ソフィーとナサニエルの指輪を巡っての心の行き違いがおもしろいですね。読みながらどうなるどうなる!?とにやにやしてしまうわけですが。
クインジーさんのSSも読ませて戴きました。哲学的な思索に惹かれました。最後のヤードが踏み込んだところの情景が洒落てていいです。
あと、人物相関図をなんとなく作ってみました。「ここ違う！」とかつけ加えたいことがあれば各々の方が加筆修正してください。 -- riz@楽園グレン?
- 人物相関図作ったのですね。お疲れさまーｖごちゃごちゃしててまとめるの大変だったでしょうに。裏事情も増えてるよーうわー -- sora＠楽園ロッテ?
- はっ。夜なべしてるところを見つかったｗ なんとなく頭の中でこんな感じーと思っていた裏設定を起こしてみました。こういうの書き出すとアルバム編集しているみたいで楽しいなと。夜更かしいけませんよー（人のこといえない） おやすみなさい。 -- riz@楽園グレン?
- 密かに魔王ロッテ様のSS楽しみに見てます（笑） -- puti＠ナサ?
- あわわ・・・ナサ見てくれてるのね。ありがとー更新スタンプ押してませんが（だってはずかしいもん）全部完成しましたよー -- sora＠楽園ロッテ?
- お疲れ様でした。挨拶遅くなってごめんなさい。とても楽しい一週間を過ごす事ができました。グレンは特に大変だったと思います。有難うございました。ロッテの小説、ニヤニヤしながら読んでます。最終回、楽しみにしてますね。私もSS書かないと…（笑） -- yuru@ソフィー?
- と思ったら投下されてました（笑）コメントも書いちゃいました。 -- yuru@ソフィー?
- どろどろ小説が完結してる！ 早速拝見しましたよ。途中、どうなるどうなる〜!?とワクワク、もといハラハラさせられましたが、爽やかな読後感があるラストで素晴らしかったです。ナサさんの心情の落着が綺麗ですね。
それと、シャーロットの裏設定も楽しく見せて戴きました。本編中色々振ったネタや設定に乗ってくれてありがとうございます。ちりばめられた設定が繋がって物語になるのって楽しいなぁ。 -- riz@楽園グレン?
- そして気づく。グレン、シャーロット、キャロル、どの設定も牧師の心証がすこぶる悪いことに。ルーサーさんはそのとばっちりを受けたのかもしれないｗ -- riz@楽園グレン?
- ↑ごめん、ルーサーさん！！そんなつもりじゃなかったのッ・・・・ -- sora＠楽園ロッテ?
- どろどろ小説・・・そんなどろどろじゃなかったような気がしないでもないが、読んでくださった皆様、ありがとうございましたっ！ -- sora＠楽園ロッテ?
- うお、グレン人物相関図とか激しくＧＪ！何だか感動しましたっ…っていうか、あれ見ているだけで、激しくドロドロ昼メロみたいな物語ナ予感ですよ(笑) -- 楽園@キャロ?
- ああ、そうそう。クインジーとシャロのＳＳ読みましたよ〜。クインジーのＳＳ、キャラ同様ハードボイルドで、シーンの情景が浮かぶよう！シャロのＳＳは…あれさー、ソフィーが主役だけど、そらっちの願望でしょーｗねーねー？ -- 楽園@キャロ?
- げっ、ばれたかっ・・・キャロルさんに思考を見透かされてるよーうわーん -- sora＠楽園ロッテ?
- ソフィーさんのSSはどんな風になるんでしょうね。ラッセルさんとの別れの話とかになるんでしょうか。どんな物語になるんだろう〜と楽しみです。
キャロルさんの「ドロドロ昼メロ」に激しくウケましたw 確かに、人間関係がほぼ恋愛沙汰だ。。 -- riz@楽園グレン?
- ロッテの新しいSS読みました。ロッテが可愛すぎる。僕を食べてっ！と言いたくなります罠。く、 ジャムおじさんのおかげで何度でも食べてもらえるアンパンマンに今日ほど嫉妬したことはありませんよ。…って何を言ってるんだ自分。 -- riz@楽園グレン?
- ↑はむはむ。うん、グレンは美味しいなあ。何杯でもいけそうだわ（何） -- sora＠楽園魔王ロッテ?
- たーべーらーれーるーわーさー♪ やっぱり肉まんっ（ぉ -- riz@楽園グレン?
- ロッテのSSが更新されてたっ。ロッテが可愛すぎる〜っ 読んでてうっとりするような綺麗な心情描写です。グレン、幸せ者だ！
本編での出来事の裏にどんな心の動きがあったか、とより本編を楽しめる構成になってるところが流石です。結末もいいですね。色々考えさせられます。 -- riz@楽園グレン?
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