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此処は、私ことbloodyが主催するTMMIルール採用村の案などを放り投げておくページです。
実行に移すのは私が退院してから。
入院期間が三月上旬〜長くて五月上旬?まだ未定なので
結構先の話になりそうです。
《近未来》
被験体#1096 通称『○○(キャラ名)』
被験体#1076 通称『○○(キャラ名)』
被験体#1103 通称『○○(キャラ名)』
被験体#1152 通称『○○(キャラ名)』
彼らは非合法の闇の研究所で、実験台として其の身を確保されている。
罪を犯したのか。抗えず連れて来られたのか。何かとの引き換えなのか。
彼らが被験体になった理由は、様々だった。
ある広い一室で実験を行うらしく、被験体は無機質な部屋へ集うこととなる。
彼らを誘ったのは監視卿・ゲルト(キャラセットによる)。
監視卿は告げた。
「此処最近、君達の以外の被験体が、次々と怪死している。
死には至らずとも、重態で意識回復を見込めぬ者もいる。
―――さて、本題だ。
君達は何故、これまで、健全であれたのだろうか。
神に微笑まれる価値もない君達が。
我々は疑っている。
この事件に、君達の中の誰かが関与しているのではないかと、な。
以上の経緯から、今後暫く、君達にはこの部屋で共同生活をしてもらう。
常にあの鏡硝子から我々は君達の動向を監視する。
まぁせいぜい、大人しくしていればいい――」
監視卿はそう告げて、部屋を後にした。
その翌日。――監視卿は鏡硝子の向こうで、命を絶った。
《村》
――『神は罪を赦しはしない』――
米国の片田舎、小さいけれど穏やかな村。
村には一つの言い伝えがあった。
神の怒りに触れてはならない。
神は絶対だ。
神に抗えば祟りが起こる。
けれど神に認められた者は――楽園に行ける。
とある日、自警団長アーヴァインは十数名を集会場へと集めた。
「例の事件は皆も知っていることだろう」
それは一ヶ月程前に起こった、村にしてみれば大きな事件。
若き少女が、誰のものかもわからぬ子を身篭った。
村の者達は険悪な表情で。
『純潔の…悪魔の契り…災いの種…マリア様…誰もガブリエルに…火炙りだ…』
そして少女は、十字架に磔刑にされ、火炙りの刑を受け、死亡した。
全ては終わったかのように見えて
全ては終わってはいなかった。
――『神に抗えば祟りが起こる』――
嗚呼、あの娘の所為で、この村に祟りが起ころうとしている。
誰も悪くない。誰も悪くなどないはずだ、そう、誰も―――
村の頭の固い人々は、今も祟りに怯えて暮らしている。
そこでアーヴァインは集会場に集いし者達に相談することにした。
「――祟りなど存在しないことを、証明してくれ」……と。
祟りとは何?
神とは何?
赦しては、くれない?
神は嘲笑うかのように。
自警団長アーヴァインは
――死亡した。
《ほおずき》
花言葉は偽り。
淡い黄色の花
果実はオレンジ色
六角状のガクに包まれている。
果実を鳴らして遊ぶ子供達
小さな赤い提灯
遠くに灯りが見えたなら、そこには鬼がいるんだよ。
おばあちゃんの言葉なんて迷信だと思ってた。
昭和後期、日本。
山から鬼が降りてきたと云ったのは誰だろうか。
静まり返った鬼灯村に、カラコロと下駄の音。
鬼灯症候群の村人達。
本当の恐怖の主体は――何だ?
次のTMMI村企画にあたり、希望などあればどうぞ♪
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