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昨晩は0人の村人が、村人の手により処刑されました。

本日は0人の村人が無惨な姿で発見されました。

これまで0人の村人が犠牲になりました。 


夢見るうさぎは狼さんでした



奴らは闇から現れる。

村の闇。漆黒の闇…

それは、人々の心に潜む恐怖を実体化させるスクリーンとなり、幻の化け物を想像させる。

だから、人は闇を恐れ、明かりを求める。

たとえ、それが一瞬の灯火でも、人はその灯りにすがる。

だが、奴等はそこから人々をひきずりだそうとする。恐怖を現実にする為、恐怖をくらう為に。

恐怖を喰われた人々は、無気力になり、廃人と化す。奴等の思うがままに、生きたまま消されてゆく。

人狼……人の姿をした恐怖心。奴等は闇から現れる。そして密かに潜伏する。

疑念。奴等は人と人との信頼感に滑り込む。



うさぎさんの主張



人畜無害な、ごくごく普通なうさぎさんです。

たまに、愛と正義の「妖魔ハンター」や狼広報「うるりん」に変身する時もあるみたいですよ?

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-使用ID

審問IDは『ann』

ルーシー・M・モンゴメリー原作「赤毛のアン」の主人公から名前をとりました。
夢想癖があって思い込みが激しいけど、持ち前の「澄んだ泉のような心」で頑張りたいです。

-プレイ傾向

・嘘は苦手です。私って、人をすぐ信じちゃいます。

・生命力に乏しく、いつもおろおろしているかなぁ。

・反論もできず、虐められるとすぐ泣いちゃいます。

・秩序ある村にいると心が和みます。

・妖魔は大嫌い。吊りたいです…(ぼそ)



-好きなキャラクター

【人狼審問/四国】 ソフィー・ローズマリー  【人狼BBS】 カタリナ  【人狼欧州】 イリーナ・シンデレラ



-まだ見ぬ狼さん達へ…

『我が愛すべき兄弟達よ。

我々がたった一切れの肉を口にできないのはなぜだ?気ままに狩りを楽しめないのはなぜだ?

それは我々から自由を奪う奴らがいるからだ。

それを奪っているのが、姑息で疑う事しか脳のない下品な人間どもだ。

奴等はこの地球に取り付いたダニだ!

人狼族がかつての栄光を取り戻す為には、奴等を排除しなければならない。

戦おう !約束を果す為に!

我々は、全生物の希望にして、万物の守護者なのだ。

人間どもを1人残らず食い殺し、本来あるべき世界を取り戻そうではないか。

我が人狼族に、英霊の護りあれ!!』



えへへ、言っちゃった♪


妖魔ハンターって何?



妖魔・・・

こいつは、生き延びたい一方で、呪殺されるスリルに喜びを見出す度し難いマゾ。

YOMA・・・

あいつは死んでも尚、1人墓下で地上の様子をニヤニヤ楽しむ劣悪な変態。

「妖魔ハンター」とは、そんな世にもおぞましい外道を秒殺するプロのハンターだ!

妖魔ハンターの目的は一つ。

人知れず【妖魔狩り】を遂行し、世にはびこる邪悪な妖魔信者の野望を打ち砕く事。

しかも、ただ葬るだけでは意味がない。

最初の吊り、そう「初回ピンポイント吊り」こそ、妖魔に最大限の屈辱と敗北感を与える事ができるのだ。

この一吊りは絶対無二の吊りなり。されば心身挙げて一殺すべし。



もしかしたら、貴方の村にも妖魔ハンターが現れるかもしれない・・・。



足跡ぴょんぴょん(人狼審問)


村 人結社員聖痕者占い師霊能者守護者狂 人狂信者人 狼妖 魔Total
勝利3001051012123
敗北2000001011014
総計5001052023137


【戦歴から見た傾向と対策】


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1.人狼の勝敗 「騙り:1勝7敗 / 潜伏:11勝4敗」

私が騙りをした際のお仲間さん、本当にごめんなさいっ!

どう考えても私ってば「騙り適性」ないよね?おろおろ…

うーん、うーん、多分、今まで本物の占い師さんや霊能者さんを経験した事がないから、その苦労を知らないせいかな?かな?ああ、騙りを極めたい…

2.人外率(狂人含む):70%前後

私の大好きな戦術は、占い師襲撃後の「灰の叩きあい」。

勿論、GJなんて考えてませんっ!(ピシッ)

そしてその後の喰いはパッション、パッション♪

危険な思考の村人さん、小細工を弄する村人さんは遠慮なくご馳走になっちゃったりしてますっ!

くれぐれも私を吊らないで下さいね。約束ですよ?

3.10人村、普通村が好き☆

私は特に10人(普通)村が大好きです。
10人村は、人狼審問の基本かつ登竜門。

ここである程度鍛えて、15人村やネタ村に移行される方が多いと思うんです。

一方、短期決戦が気軽にできる利便性から、凄腕さんやベテランさんも入村されます。

時間に余裕のない社会人さんも、結構見かけたりします。

つまり、他の村と比べて、多種多様な思考をもった人達が集結しやすいんですよね。

それに、10人村ならではの奇策、更には思わぬイレギュラー要素等々、色々勉強になったりします。

私自身、このゲームを「人間観察の場」として捉えていますので、10人村は常に新鮮な気持ちで戦えます。

下手に実力のある人より、ナチュラルホワイトな人相手の方がよっぽど苦戦したりして...そこらは面白いですね。



10人村は吊りに余裕がありません。

また、狼陣営の方も、安易にステルスが失敗しますと即詰みにつながります。

ようするに、両陣営とも参加者一人一人の役割がすごく大きいんですよね。

「自分が吊られる」という事は、自陣営の負ける要因となり得ます。

責任は非常に大きいです。それだけに私はすごく遣り甲斐を感じます。

一方、1回でもGJが発生しますと、狼はかなり不利な状況に追い込まれます。

守護者と本当の意味でガチ勝負です。襲撃範囲も狭いですから、嫌でも度胸がつくかもしれません。

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実際、私は15人村より10人村の方が気合が入りやすいです。

私って狼プレイが多いんですが、仲間が騙りにでる様な状況になりますと、あっさり見つかる訳にはいきません。そして、仲間が私の為に吊られようものなら、意地でも負けたくないです。

お互い喜怒哀楽を共にしながらも、仲間の為に我が身を犠牲にする狼....

かたや、その犠牲に応える為、復讐に燃えるラストウルフ....

素晴らしい狼愛だと思いませんか?

例えるなら、一対の夫婦狼。そこで芽生える気持ちは、3人狼より強いです。たった一人の仲間な訳ですから。

それだけに、私は10人村でお会いした狼仲間さん全てに敬意を抱いています。

そして今でも良い思い出として残ってますね。



皆さん、10人村を盛り上げていきませんか?

一人でも多くの方が10人村に興味をもって頂く事を祈って、今日も私は村を滅ぼしたいと思います。


審問見聞録



人狼審問では実に様々な方がいらっしゃって、そりゃあもう皆好き勝手やってる状況です。

おかげで私はプレイする度に圧倒されて、よく涙で枕を濡らしたものです。はぁ…(ため息)

ここでは、そんな審問世界の住民・集団について軽く紹介したいと思います。

勿論、他にも素晴らしい方はたくさんいらっしゃいますが、あくまでも「私視点」という事でご了承下さいませませ。



■猫さん帝国

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たま姫ruhaさんを筆頭とする狂人好き集団。

現在判明している工作員は、stonerainさん 379さんを加えて精鋭3名。主戦場は主に人狼BBSであるが、並々ならぬ野心で狂人の楽園を築こうと目下活動中。極め細やかな情報分析と豊富な戦術性は定評があるが、その一方で結局最後は「気愛で勝つ」と豪語する体育会系集団的要素もある。

私にとっては貴重な盟友であり、頼もしい存在です。



■狼さんの学校

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SCHOOL OF THE WEREWOLVES 〜通称SOW〜

この学校の在学生が狼専であったり、審問村で何らかの形で村人滅亡に加担した事から、クーデター学校、テロ育成学校とも呼ばれている。一見狼の戦略、戦術を真面目に学ぶ学校らしいが、その詳細は謎に包まれている。

狼専ネットワーク会長のochata氏をはじめ、ガチ思考派から重RP派まで個性的な面子が揃っている状況であり、面白い人材としては、soraさん、leehaさん、lyracさん、manikiさん、enyoさんあたり。新人も増え、来るXdayに備え、日夜牙を磨いているらしい。

私は広報担当ですが、素黒な人がいれば即スカウトしちゃいます。



■クマー教

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「クマーが降臨すると、狼は負けない」

…そんな不思議な話が巷でされる様になったのは何時からか?

事実、赤ログでクマーが暴れている村では、狼に強運の追い風が吹くと語り継がれている。おそらくクマーの存在は、何らかの形で狼陣営の士気を高め、彼らの心身をすっかりリラックスさせるといった、不可思議なセラピー的効果があるのかもしれない。

私はkokimaroさんからその偉大さを教わりましたが、現在クマー愛好者がどの程度潜伏しているのか分かりません。



■牛村の集い

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人狼のカリスマgimletさんを中心に集まった人狼ジャンキー集団。

主に「SHADOW GALLERY」[「人狼BBS」で活動しているが、あまりに濃すぎて、『健全な思考者がいなくなっている』ともっぱらの評判である。ある意味最も危険な組織ともいえるだろう(おい!

面子的には実力者が多く、私の知る限りでは、gimlet氏をはじめ、auroraさん、naviaさん、OUGAさん、kikiさん、Xiwongさん等ずらりタレントが並ぶ。

個人的には凄く気になる組織です。だってー、素で黒い人一杯だし…



■10人村

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いわゆるデフォ10人村。ここでは「24H進行、23時更新」村を指す。

編成的に、初心者からベテラン、学生から社会人、謙虚で大人しい人から自己主張の激しい人まで自由に出入りしている状況。

私は非参加村のログは読まないんですが(おい、愛着のあるこの村だけはかなーり目を通してたりしてます。意外に常連さんが多いんですよね。guadsさん、mamonoさん、misiaさん、FINさん、yuduponさん、rinnさんあたりはよくお見かけするかなって感じです。

私はこの村を「狼さんのカフェレストラン」と心底思っていますので、負ける気がまったくしないです。過去ステルスで2回10人村で負けましたが、そこから得た教訓、屈辱は大きいですね。

そして私が守護者偽装にこだわる原点もここにあります。

10人村を愛してくれた皆さん、いつもありがとうー。いつかそうゆう人を伏せ名で集めて愛好会村をしたいですね。



■人狼バスターズ

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狼専ネットワークの挑発に対し、勇気ある村人によって結成された対人狼特殊組織。戦いが終った後もバスターズを惜しむ声が強く、根強いファンも多い。

普通のガチ村人による防衛組織と大きく異なる点は、妙にコミカルでお茶目な組織色がはっきり確認できる点である。何度もずっこけながらも、危機管理を確実に実践し、いつの間にか正解に辿りついている…ある意味予測不可能かつシュールな集団ともいえる。

初代隊長はkikuさん。隊員はlydraさん、martinさん、sakuyaさん他。また、この組織の背後には、巨大組織「のんだくれ愛好会」の面子が控えているとも噂されている。



■いんげん村(mile派閥)

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「人狼界のヨーダ」mileさんの呼びかけで集った超ガチ武装凶悪集団。審問でも最強の村人集団として名高く、その悪名は狼の世界でも広く広まっている。

実際いんげん村シリーズでの狼勝利は皆無である。

この集団は、単なる「狼探し」を追求するに非ず、推理の本質、人間観察を通して個々の自己啓発を奨励する超真面目な思想がある。その為、陣営の勝敗に関係なく、きっちり反省会を行い、お互いのまずい面を容赦なく批判し合い、そして次回に生かすという徹底ぶり。nomuさん、saruさん、stinさん、ayuraziさん他、mile氏に共感する優等生村人は多い。

私視点では間違いなく最大の障害ですね。今は勝てませんけど、いつの日かきっと…

■天然妖魔と妖魔崇拝者



■殺伐村

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殺伐と狼を吊るコンセプトが人気のシリーズ。いんげん村と並んでガチ思考派が好む傾向が強い。

ただ、この村の場合、相手を自由に攻撃する事が普通に許されるので、参加者各位の個人戦の色合いが強く、人狼思考の人間も比較的潜伏しやすいという特徴をもつ。

またシリーズを通して馴れ合いになっていない点も面白い面であり、カスタム村でありながらデフォ村のそれに雰囲気が近い。

それだけに、danganさん、yusukeさん、gedouさん、Fenrirさん他、在野で地味に活躍している実力者が気軽に参加している状況。

個人的には、私も参加してみたかったかなー。飾る事無く、本音をずばずば言えるし、気持良さそう。

…でも、この村って相当Sな人か、いじめっ子が多そうな気がするし、怖いですっ!(ぶるぶる)



■血の乙女

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通称「血の乙女」ことbloodyさんを中心に一大勢力を築いている重RP派集団。

「一夜の悪夢」シリーズをはじめ、カウントダウン企画を主催してRPそのものの面白さを啓蒙。RPが苦手な人に対しても常に門戸を開けている点が特徴的。

人狼ゲームでRPを楽しむ方はたくさんいらっしゃいますが、企画立ち上げから、キャラ設定、物語の雰囲気作り、そしてエピまで流れるような会話構成は、かなり職人気質かなって感じです。

メンバーとしては、makiさん、azumaさん、7korobiさん、orangeさん、Misthiaさん、EMERADAさん他、濃い面子が多い。

個人的には私の下手なRPを色々フォローしてくれましたし、例え食い殺しても笑顔で散ってくれそうな人ばかりなので(おい、えへへ、好印象かもー。

■四国の情勢

■欧州の情勢


うさぎだって鳴く時は鳴きますっ!


あらら・・・クィンジーさん、守護者でしたの?
奇遇でしたわね。
貴方こそ偽者ですわ。
私は占いも守護もできる【聖闘士】なの。
昨日までずっと村を守ってたのよ。

(476)灯台の村:5日目 2005/05/16 01:27:02 (新米記者ソフィー/人狼)
うちはな、妖魔によって人生狂わされたんや。
家族は離散、うちはジャカルタに売り飛ばされて、学校どころじゃあなかったで。
ペットのアメリオもマラリアで突然死しよったしな。
ほんま、色々な村を転々して妖魔を訪ねて3千里や。
でもな、その途中で強敵(”とも”と読む)と呼べる連中がうちを強くしてくれたんや。
うちの心の中にはいつもそんな強敵達が生き続けてる。
負けるわけにはいかんのや。 

(572)妖魔と踊る村:プロローグ 2005/06/07 00:27:08 (学生メイ/お任せ希望)
はっはっは、ヤクザもゼネコンもさっさと逃げればいいものを!
あっはっは、我々と戦うつもりか?
素晴らしい!!最高のショーだとは思わんかね!?
(中略)
どいつもこいつも皆白豚臭い連中ばかりだ。
まったく汚らわしい!
(中略)
人狼荘は滅びぬ、何度でもよみがえるさ。
人狼荘の力こそ人類の夢だからだ!!

(613)人狼荘へようこそ:6日目 2005/06/24 20:30:56(語り部デボラ/妖魔) 
いいか?お前には才能がある。
しかし、まだその真の能力にお前自身気づいていない。
今日から鉄下駄をはいて、砂浜を走るんだ!
人の30倍は努力しろ!自分に妥協するな!
そして今日のノルマは【50発言】だ! 

(696)渇いた村:2日目 2005/08/09 21:10:47 (旅芸人ドリス/守護者)
ハエは教わりもしないのに、飛び方を知っている...
クモは教わりもしないのに、巣の張り方を知っている...
それはなぜだと思いますか?
私が思うに、ハエやクモはただ命令に従ってると思うんです。
地球上の生物は全てが何らかの命令を受けているのだと思います。
そこで皆さんに聞きたいです。
皆さんには命令がなかったのでしょうか?
私はこの世に生を授かった時、1つの命令がきました。
「この種(人間)を食い殺せ!」

(1175)低地の村:エピローグ 2006/02/15 23:26:45(見習いメイドネリー/狂人)


【特集】人狼に関する報告書


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『人狼』とは、狼に似た野獣の姿に変身できる人間、ライカンスロープ(Lycanthrope)の中で最も恐れられている存在である。人狼は全ての犬科動物に対して強い親和力を持っている。

人狼は3種類の形態を持っている。

第一の形態は人間としての姿である。

その変身能力は完璧なものであり、人間と何ら変わりがない。人間社会へ巧妙に潜伏し、数の多い人間に対抗する事に喜びを見出している。人狼にとって、村は狩り場である。

第二の獣人形態は、より狼に近く、四足で走る時は一見狼に間違われかねない。体は毛皮で覆われており、狼に似た足、短い尻尾、そして狼と人間の特徴を兼ね揃えた顔をしている。この形態でも直立して歩け、力は人間形態の時と比べて格段に強くなる。

第三の形態は、完全な狼の姿に変身する。

この生物は人間らしい特徴は一かけらも残していないが、闇の中で目が赤く光る特徴をもつ。



【生息/社会】

人狼は、「パック」と呼ばれる小さな群れ単位で旅を行う。

そして手頃な村を見つけると潜伏し、人間狩りを始める。

お互いに結婚はしないが、それぞれ好みの相手をもっている。

稀ではあるが、人狼が人間を愛する事も報告されている。



【生態(その他)】

真の人狼は、時間や月の満ち欠けに左右されずにいかなる時でも変身できる。

獰猛な殺戮者だが、家族には極めて優しく、仲間愛は強固である。

人間の母親はよくわがままな子供に

「悪い子は真夜中に人狼が来てさらっていってしまうよ。」

などと言ってたしなめる。

心理学的に見れば、人狼が如何に強固な守りをした都市でも侵入してしまう事から、どんな安全な状況でも安心しきってはならないという事を警告している。

【コラム】ハーヴェイ博士の人狼起源説


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やぁ、僕の名前はハーヴェイ。これでも大学で考古学を専攻してるんだよ。

僕のテーマは、ずばり『人類発祥』。自らのルーツを探るのってすごくロマンを感じないかい?

…なんて、かっこいい事言ってるけど、普段の僕は、教授と一緒に地味な発掘作業をしてる毎日なんだけどね。



それはさておき、皆はシリウスという星を知ってるかい?

正確には大犬座のアルファ星で、光度は-1.4等。全天で最も明るい白色恒星の事さ。あまりピンとこない人は一度夜空を眺めて見るといいよ。一番輝いている星だから、すぐ分かると思うよ。

それでさ、そのシリウスには伴星が1つあってね、この星を天文学者は「シリウスB」と名づけてるんだ。

この星は今から140年程前に、アルヴァン=クラークという人が天体望遠鏡を使って初めて確認した星なんだよ。

つまり、彼が発見するまで誰もその存在は知らなかった訳なんだ。

ところが面白い事にね、アフリカのドゴン族の神話にそのシリウスBが出てくるんだよね。

神話っていうと、1862年よりもずっと古い話だから到底考えられない事さ。

天体望遠鏡でしか見えない星が、いくらアフリカ人の目がいいからといって肉眼でシリウスBが見える訳なんてない。そもそも望遠鏡を使ってさえも、主星シリウスAが輝きすぎて見えにくい星なんだ。

結局、ドゴンの神話は嘘っぱちという事で、学会は無視している方向でおさまっているんだよ。



でもね、僕はあえてドゴンの神話に着目する事にしたんだ。

ドゴン族の神話によると、シリウスBという言葉はないけれど、その星を「ディギタリア」と呼んでいる。

彼らによると、ディギタリアは万物の始まりであり、また終わりであったというんだ。人類の祖先はディギタリアが滅ぶ直前に、その一部が箱舟に乗って地球に逃げてきたらしい。

そして、彼らが飛来して来た地をマンデといい、ドゴン族の祖はそのマンデに国を作ったそうなんだ。やがて、ドゴンの民は守護神を作って自らの繁栄を誓ったという。

問題はその「守護神」だけど、名前をアンマと言ってね、これが二足歩行の狼男の姿そのものなんだよね。更にドゴンの神話によると、アンマは自由自在に変身できる能力があったというから驚きだよ。



そこで僕は大胆な仮説をたてる事にしたんだ。

そのアンマこそディギタリア人であり、僕たち人類の起源じゃないのかってね。

つまり、ドゴンの民は遠い記憶として忘れられた祖先を崇めてたんじゃないかって推測してるんだ。

そもそもディギタリアは直径25000kmの大きさで、地球を一回り大きくした星である事が確認されている。

ところが、質量はなんと太陽の0.8倍もあるんだよ。

地球の質量は太陽に対して約33万分の1程度だから、如何にディギタリアの密度が高いか分かるよね。簡単にいうと、太陽ほどの物質が地球並みの大きさの中に押し込められてる感じなんだ。

これを地球上で換算すると、わずか1立方cmの物質でも400kgの重さになってしまう。

それだけディギタリアの引力は強いんだよ。

その様な過酷な環境で生存できる生物といえば、自然と想像つくよね。

平べったい原始生物か、はたまた高度な知性をもった変身生物か。

僕は後者の可能性がかなり高いと思ってるんだよ。

そんな彼らが地球にやってきた。

そして地球の穏やかな環境に適応してゆく内に、変身能力が逆に退化していったのかもしれない。

その結果、現在の僕たちの様な「人間」に近づいていった。

これは決してこじつけでも何でもないんだよ。

それは何故かって?

今の進化論では人類はサルから進化したとされてるけど、人間の尾骶骨はサルの尾よりイヌ科のそれに近いからなんだ。単純にサルから人類の方向で進化したのなら、系統学的にありえない話だよね。

その一方で、僅かではあるが、デイギタリア人の姿のまま生き残った別の種がいるのかもしれない。それが人狼。

いわゆる「進化の同時多発現象」だね。

もしそうだとすれば、圧倒的に種として優れている人狼がなぜ万物の支配者になれなかったのか?

そこらが、今後この説を主張している僕がクリアしなければならない課題だろうね。

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僕が言いたいのはね、ようするに人狼は僕たち人類の尊ぶべき祖先かもしれないって事。つまり、人を食べるからといって即吊るような行為は、すごく愚かな所業だと思うんだよね。

頭の良い君たちなら分かるだろう?

だから僕からのお願いさ。

人狼を見つけても温かい目で放置して欲しいな。

例え占い師が人狼を発見しても、黙って人間扱いしてやるのが優しさというものだよ。

その結果多少人が食われてもいいじゃん。村の1つや2つ滅ぼされてもいいじゃん。僕たち人間は、今後人狼に畏敬と感謝の気持ちをもって接するべきだと思うんだ。それが偉大なる祖先に対する礼儀につながるんだからさ。



最後に一言。シリウスって中国では何て呼んでるか知ってるかい?

「天狼星(ティエン・ラング)」って言うんだよ。

果たしてこれは偶然なのかな?それとも……







「わおーん」はお早めにね?

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