・三日月517 聖月夜の村
・三日月541 シュネーヴェ王国〜First Christmas〜
・三日月559 寒月の村
・三日月566 雪融けの雫したたる好色の村
・月狼H178 初夏の林間学校
・三日月636 花火のあがる夕月夜の村
・月狼H231 秋晴の学園祭
・月狼H267 雪の降る身内5発言村
・月狼H273 豪雪のバレンタイン村
・月狼H311 蛍火の林間学校
・月狼H324 初心に立ちかえる村
・泡沫15 ねこじゃらし揺れる不思議な病院
・月狼H396 春を待ちわびる村
・泡沫28 星降る宴の必然を

prologue
あなたは今、変わらぬ「現実」を生きている。
この先事件に巻き込まれることも知らず。

1-day
つつがない日常を送っていたあなたは、ある時突然現実の世界を離れ、目を覚ますと見知らぬ廃校舎に連れ込まれていた。
現実味のないそこには、あなた以外にも10名前後の人々。
見知らぬ者ばかりだが、もしかすると中には知り合い同士の者もいただろうか。

しかし服装も姿も…文化圏すらバラバラな者達が多いのではないか。彼らは本当に同じ「世界」から来たのだろうか？
謎は多いがとりあえず手探りで外に出るしかない。必然的に彼らとも交流する必要がありそうだ。

2-day
廃校舎の時計が0時を指す。同時に校舎中に響くアナウンス。
曰く、ここは声の主の手で構築されたこの虚構世界で、参加者には一つの試練を与えるという。

ここから脱出するために必要なアイテム──タロットを見つけ出し、現実世界に戻るのだ。
世界の隅々に隠されたそれを見つけ出せば、脱出成功。
だが、出なくても構わない。この仮想世界で不都合のない暮らしをさせてやってもいい……と。

期限は2日後の深夜0時まで。さて、あなたはどう動く？

3-day
脱出の期限まで24時間を切った。さて、どうする。

epilog
タロットを見つけ出す者。見つけられなかった者。あるいは他の者の助けにより現実世界に帰る者。
自らの意思で帰らない者。
3日目の深夜を告げる鐘の音と共に、彼らの命運は分かれていく。

廃校舎はどんな様子か？
廃校舎は一般的な高校のようで、「高校」と聞いて想像するような設備はおおかた揃っている。
廃校舎周辺はどこかの都市の一部のよう。コンビニなど、普段街を歩けば出会う店が存在し、商品も豊富にあるため食う物には困らない。
しかし、街ゆく人々に話しかけても返事はなく、生気の無い動きを繰り返すばかり。
意思をもって生きているのは我々参加者だけのようだ。
廃校舎と周辺の街一帯は現実世界から隔絶されており、仮に脱出を図る者がいたとしても、いくら歩いてもエンドレスループのように同じような風景が続くだけだろう。

タロットの詳細説明
・どのカードにも現実世界に帰れる効果(＝帰還効果)が付く。
　その他にタロット毎に別々の効果を発揮する固有効果がある。
&color(gray){内容は事前に指定してリスト化します}
・タロットをどこで見つけるか、取得するか、タロットを使用するかは参加者の自由。
　ただしタロットを使用すれば、帰還効果と固有効果はどちらも必ず発効する。

・タロット使用時の発効タイミングについて。
　タロットを使用すると、帰還効果に関してはタロット探しの期限、
　つまり3d→エピローグ更新時に発効する。
　（期限前に現実世界に戻ることは出来ない）
　固有効果は即時発効する（それがPCにいつ影響するかについてはPLに任せます）

・タロット1枚につき、所有者が望めば更にもう1名を現実世界に連れて帰ることができる。
　この場合固有効果もその者に付与される。
・タロットを他の参加者に譲渡することは可能。
　ただし帰還効果と固有効果を別々の人間に付与することはできない。
・タロットの複数所持は可能。（ただし他のPLへの配慮はお願いします）

ルールは今後増える可能性があります。